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- 2021.04.19 Monday
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韓国政府がこのほど、米メディアに「East Sea(東海)」という単語を使ってほしいと要請し、実現直前まで行ったそうだ。新聞紙面やテレビ画面で使われる地図に「Sea of Japan(日本海)」と表記していたものを「日本海/東海」に変更するという内容だった。しかし、トランプ大統領が先月、在日米軍基地で演説した時に「日本海」と公に発言したため、実現しなかったという。米メディア関係者はこの話を伝える際、「ひとまず保留されたが、完全になくなったというわけではないと聞いた」と言った。
米国は正式にはすべての公海について1つの名称のみを使用している。米地名委員会(BGN)が東海に対して決めた表記は「日本海」だ。韓国としては受け入れられない話だが、米政府の基本方針はそうなっている。しかし、これは変更不可能な絶対原則ではない。バージニア州は新たに作った教科書で東海と「日本海」を併記している。韓国人団体が長年力を入れてきた成果だ。米マッカーサー記念館の地図は「日本海」と表記されていたが、韓国側の要請で「東海」に変わった。数年前、米国防総省内に設けられた6・25戦(朝鮮戦争)記念館を訪れた時、展示物の地図がすべて「日本海」となっているのを見て問題提起したことがある。「韓米同盟をたたえる展示物なのだから、韓国の見解に配慮してもいいのではないか」と言ったところ、案内をしてくれていた米軍将校が「一理ある。たぶん、ほかに(『東海』に変えてほしいという)要請がなかったから原則通りにしたのだろう」と答えた。たたけば門戸は開かれるかもしれないという意味に聞こえた。
「東海表記」問題は韓日関係におけるもう1つの雷管だ。今、足元に火がついている強制徴用問題や従軍慰安婦問題に比べれば喫緊でないように見えるが、「東海/日本海」をめぐる韓日戦は予告されている。世界の海の名称について国際的な基準を決める国際水路機関(IHO)は「来年4月に行われる総会までに韓日は東海の名称について協議し、報告せよ」と述べた。世界の地図製作の指針であるIHOの「大洋と海の境界」は日本植民地時代の1929年の初版から「日本海」を単独表記し続けてきたが、90年目にして変更の可能性が出てきたということだ。韓国の国民感情としては「東海単独表記」になるべきだと考えているが、国際的な環境を考慮すると、「日本海/東海」併記でも実現すれば大きな前進だろう
既に韓日間の非公式協議は始まっていて、各国の支持を得るための世論戦も展開されている。世界各国の出版物が「日本海/東海」と併記する割合は着実に増えており、20−30%水準に達しているという。日本は「日本海が国際的に確立されている唯一の呼称だ」という論理を刻みつけようと総力戦を繰り広げている。日本の自民党は先日、領土主権に関する研究機関を設置するという公約を掲げたが、これは「日本海」「竹島(独島の日本側呼称)」の主張を裏付ける根拠を見つけるのが目的だとのことだ。
これまで韓国の外交は、韓日間の対立事案で先手を打った対応を取るのではなく、世論が高まった後に収拾に出るという流れを繰り返してきた。それで解決方法を見つからない時は反日感情で問題をさらに悪化させてきた。冷静な戦略と実力がなければ、来年もまったく同じ展開になるしかない。トランプ大統領が日本で「日本海」と言ったことを、韓国の外交の失敗に結びつける必要はない。日米同盟を強調する場で、米海軍の複数の作戦水域に言及する際に飛び出した発言に過ぎない。韓国は、トランプ大統領が訪韓し、在韓米軍の前で演説する時、「東海」という言葉を引き出せる外交力を持てばいい。米国の表記方針があるとは言え、細かい原則にとらわれないトランプ大統領なら、韓国のやり方次第だ。「無能」「失敗」といった汚名をかぶせられている韓国の外交が、そうした逆転ができる力を見せられるだろうか。
イム・ミンヒョク論説委員
2015-05-09 13:57
日本で娘を日本の高校に通わせている韓国人のお母さんの話が面白かった。夫のビジネス関係で日本滞在は10年以上になるが、先ごろ一時帰国の際、聞いた話だ。娘は小学校から日本の学校に通っていて今年、私立高校の2年生という。
学校の授業で竹島問題が登場したときのことで、先生は日韓が領有権を争っている問題だからといって、彼女に韓国の立場を話させたというのだ。
彼女が話した後、先生は「竹島は日本の領土」という日本の立場を生徒に説明したうえで「しかし相手の意見にも耳を傾ける必要がある。意見が違うからといっ て無視するのはよくない」といい「日本で韓国の立場を堂々と述べた彼女に拍手しましょう!」といったので、みんなから一斉に拍手が湧いたというのだ。
これに感心したお母さんは「韓国の学校ではとてもこうはいかない。日本人の生徒に日本の立場をしゃべらせるなんてことはゼッタイありえない。先生が先頭に立って日本非難を扇動しますよ」という。
お母さんは「やはり日本は先進国ですねえ」とほめてくれたのだが、こちらは逆に「韓国の学校でもし日本人生徒が日本の立場を言えといわれても、無関心と知識のなさからちゃんとしゃべれないでしょうね」と深刻になったのでした。(黒田勝弘)
【ソウル=黒田勝弘】日韓が領有権を争っている竹島(韓国名・独島)に1年間、住み込み、初の“独島駐在記者”として新聞に記事を送っていた記者 がいた。慶尚北道・大邱にある「毎日新聞」の全忠●・元記者(51)で、その功績からこのほど地元の韓国福祉サイバー大学独島学科教授に任命され話題に なっている。
竹島は無人島だったが、韓国側は支配を誇示するためヘリポートやレーダー基地、埠頭(ふとう)など各種施設を設置。今は警備 隊や灯台守のほか漁民1人が住んでいる。本土からしょっちゅう訪問者があり、埠頭で集会やデモのほかコンサートやファッションショーなど各種の“反日イベ ント”が盛んに行われている。
全記者は本籍も島に移しており、2008年9月から1年間、漁民の宿舎に同居しながら「こちらは独島」と題し日記風の連載記事を送った。島には政府の手でインターネットまで開設されているため送稿は問題なかったという。
記事は同名のタイトルで昨年、出版され、全記者は“独島専門家”として知られるようになった。竹島は韓国では慶尚北道に属しているが、地元大学とはいえ「独島学科」は韓国では初めてで全記者はその“初代教授”となった。
韓国では「独島」は全国民の関心の対象で、反日・愛国のシンボルとして「熱気」はとどまるところを知らない感じだ。(●は王ヘンに晋)
【平壌4月6日発朝鮮中央通信】日本反動層の独島強奪野望が代々受け継がれている。
最近、政府の指令に従って日本の高等学校の歴史、地理など社会科学教科書39種のうち独島を「日本の領土」と主張した教科書がもっと増えて半分が越える21種に及んだ。
官房長官まで出てそれに対する抗議問題については受け入れられないとし、「日本の一貫した立場に基づいて対応していく」という妄言を吐いた。
これまで一部の極右分子に限られていた独島の「領有権」主張が今や政府の主管のもと、日本の教育全般で公然と政策化、現実化している。
日本の強盗さながらの独島の「領有権」主張と教育は、朝鮮に対する再侵略戦争を前提にしていることにより今、全朝鮮民族の懸念や警戒心を超えて大きな憤激をかき立てている。
独島は、昔も現在も明白に朝鮮民族の固有な領土であり、これにはいかなる「領有権紛争」問題も存在しない。
にもかかわらず、日本の反動層は他国の領土を自国の領土だと言い張り、独島を「紛争」の対象に既定事実化し、育ちゆく新世代をしていつかは独島強奪のために朝鮮に対する再侵略戦争を強行するように精神武装に拍車をかけているのである。
歴史の教訓を忘却した日本の政治と教育によって思想的・精神的に奇形化した日本の新世代が朝鮮に対する侵略戦争に再び踏み出す場合、それはすなわち朝鮮とアジアの平和を破壊し、地域を一つの巨大な戦場につくるであろう。
それゆえ、現時期、日本の政治観、歴史観、教育観は戦後最も反動的かつ厚顔無恥なもの、強盗さながらのものとらく印が押されている。
日本にとって、歴史教育は戦時犯罪に対する謝罪、反省へ志向されてこそ当然である。
敗北の歴史から教訓を汲み取る代わりに、自国の次代にその再現を強要する日本に未来はない。
あるとすれば、それは日本という国家と列島の最終的破滅だけである。−−−
米国務省、「日本海表記は確固たる政策」と確認 |
FEBRUARY 17, 2012 04:12 |
米国務省は、「日本海」の東海(トンヘ)と併記することを求めるニューヨーク定住の韓国人の市民団体の協調要請に対し、「韓国は違う表記をしている ことを十分理解しているが、米政府の長年の確固たる政策は、Sea of Japan(日本海)と表記することだ」と回答した。
さらに国務省は、韓国と日本が国際水路機構(IHO)で合意できる道を模索することを望むとコメント。
ニューヨーク韓国人父兄協会は、このような内容を盛り込んだ、キャンベル米国務省次官補(東アジア太平洋担当)の公式書簡を14日、東亜
(トンア)日報に公開した。同書簡は、ニューヨーク韓国人父兄協会が同月初め、「日本海」の表記を「東海」表記に改めるようクリントン国務長官に請願する
ための面談を要請したことへの答弁だ。
【平壌2月8日発朝鮮中央通信】日本の当局者らの独島強奪妄言が、またもや朝鮮民族のこみ上げる憤怒をかき立てている。
昨年11月、強盗さながらの「独島領有権」発言で朝鮮民族に糾弾され、排撃された日本外相の玄葉が先日、独島問題に関連して言うべきことは言うだの、ねばり強い対応だの、何のとまたもや言い散らした。
首相まで、外相の独島発言を撤回する考えがないと公式に確認し出た。
これは、朝鮮民族の自主権に対する乱暴な侵害であり、戦争挑発行為である。
独島は歴史的、地理的、法律的に明白な朝鮮の領土である。
それゆえ、独島に関連してはいかなる領土問題もありえない。あるとすれば、もっぱら主人が自国の領土を守る問題と外部勢力が他国の領土を強奪しようとする問題だけがある。
これまで独島問題が発言上、行動上、国家級、民間級にかかわらず、日本で提起されるたびに全朝鮮民族の強い抵抗にぶつかったのはすべてがこれに関連している。
「大東亜共栄圏」の昔の夢を見ながら海外膨張野望に浮ついた日本の極右勢力は、北東アジア地域に生じた複雑な情勢の中で独島問題を未解決の「国際的問題」「領土紛争」問題として外部に認識させ、機会をうかがって強権でもって完全に併呑しようとしている。
軍国主義日本の独島強奪企図はいつになっても実現しない妄想である。
朝鮮民族は過去の朝鮮民族ではなく、アジアは過去のアジアではない。
日本は、20世紀に朝鮮をはじめアジア諸国に対する侵略戦争がもたらした残酷な敗北から深刻な教訓をくみ取るべきである。侵略の歴史を繰り返そうとするのではなく、誠実に反省、謝罪し、決別しなければならない。―――
ソウルの南方、忠清南道・天安にある「独立紀念館」は韓国の子供たちにとっては校外学習で必ず出かけるところだ。広大な敷地に多くの展示館があり、過去の日本帝国主義による支配や弾圧に対し韓民族がいかに立派に戦ったかという、抗日独立運動の歴史が展示されている。
1987年、日本の教科書問題をきっかけにした反日運動の際の国民募金で建設されたが、政府管理の国家的施設である。外国人にとっても観光地の一つになっていて、日本からの修学旅行生もよく出かける。
日本との歴史を意識したものだから、日本人向けに日本語のパンフレットが作られている。最近、見学してきたという在韓日本人が「こんなとんでもないことが出ている」といってその日本語パンフレットを見せてくれた。
パンフレットの冒頭にはまず、ドイツ人哲学者の言葉を引用しながら「われわれが記憶するべきアウシュビッツはドイツだけにあるのではありません」とある。 日本の朝鮮半島支配はナチス・ドイツによるユダヤ民族虐殺・抹殺と同じといわんばかりのイメージ付けがしてある。それよりも、パンフレットに描かれた地図 で日本の対馬が韓国の領土になっているのには驚いた。こんないい加減さでは紀念館の展示の水準も疑われる。(黒田勝弘)