心をうった「イムジン河」(歌) −その2−

  • 2012.02.08 Wednesday
  • 10:48
時代背景

この「イムジン河」という歌は北朝鮮の歌である。作詞は朴世永、作詞は高宗漢。朝鮮戦争(1950-1953年)後の1957年に発表されている。日本では朝鮮学校で歌われていたが、それを聞いた松山猛が日本語に訳したものをザ・フォーク・クルセダーズが1968年に歌ったのが最初で、これが日本人の知る「イムジン河」である。歌詞は前回記載したものである。


1968年と言えば私が大学に入学した年だが、第一次の安保闘争の余韻が全国に蔓延し、大学は学園闘争が吹き荒れた。



09 - 60年安保闘争 - 1960
http://www.youtube.com/watch?v=ggLGEFr-ZPk



23 - 全共闘 東大安田講堂事件 - 1969
http://www.youtube.com/watch?v=3itnXEr7kLM&feature=related



22 - 全共闘 日大闘争 東大闘争 - 1968
http://www.youtube.com/watch?v=aaBNI9Hs_xI&feature=related



中大中庭
http://www.youtube.com/watch?v=J-xb-vsAEeo&feature=related



37 - 東アジア反日武装戦線 - 1974&1975
http://www.youtube.com/watch?v=QuC1qe1nPZw&feature=related




社会主義イデオロギーが伝染病のように根拠も批判も無く若者に拡がっていた。それは体制側を批判することはできても、自己の批判は出来ないという幼稚なものであったが、それでも理想社会実現に対する憧れや社会のために立つという雰囲気だけはまだ存在した。ただ、普遍的真理を追究する意思と深さを有しなかった為に、単なる洗脳・流行に過ぎず、宗教かぶれと同様のもので、思想的には発展展開が無く、未だにそこから発展することが出来ないままである。

そういう流れの中で、ソビエト・中国・北朝鮮が神聖視され、アメリカと体制側は非道の犯罪者、自衛隊は殺人組織とされた。アメリカの核は帝国主義の核だから悪、ソ連の核は社会主義の核で人民のためのものだから善であるという議論が私の前でもなされていた。

西側は資本側が人民を搾取する不自由不平等社会、社会主義国は富の再配分により全ての人間が自由かつ平等で皆が豊かに生活できる社会とされた。社会主義国の現実は一部伝えられても、見ないふりがされた。「イムジン河」は北朝鮮がしっかりした根拠も探求もなく人類の夢の国とされた時代の歌である。


【帰国事業】 ×××××××××××××××××××××××× 
http://www.youtube.com/watch?v=tiFEdh2m4qE&feature=related


在日の脱北者 朝鮮総連を訴える
http://www.youtube.com/watch?v=bYMLm2fBD0w







(その後1973年にベトナムがアメリカに勝利すると、社会主義の優位性が決定的に立証されたと考えられた。カンボジアで国民300万人を殺したポルポトが新しき社会主義の実験を行う英雄視され、マスコミはその姿を報道した。3000万の国民同胞を飢え死にさせ300万人を粛正したと言われる毛沢東は批判されず英雄の様に伝えられた。幾ら何でもそれは今では間違いであったと否定されているが、未だに社会主義の本質や実態の究明もないまま神聖視するの腐臭が続いている。政治も学者も教育もマスコミもそれにとらわれており、人間の真実を開くことが出来ないままである。反戦・反核・平和運動に対し、「間違っている」と大なたを振るうことが出来ないのはその為である)



この曲が東芝の圧力で発売中止にならなかったら大ヒットしただろうという話もある。もしもという話なら、北朝鮮の実体が国民に伝えられていたならばこの曲は小ヒットすらしなかっただろうと、長い思索で唯物主義である社会主義の程度では見せかけの自由と平和以外は達成されないないと確信している私は考える。





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