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    防衛・安全保障軽視のツケは必ず支払わされる
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      http://mainichi.jp/select/biz/economist/tohonseiso/news/20120210org00m020025000c.html

      泥沼化する「ダメ防衛相」劇場 昔は歯止めと節度があった

       ◇山田孝男(やまだ・たかお=毎日新聞政治部専門編集委員)

       知人いわく、「これでもか」と見せ場をつくって押しつけるB級映画は「これでもかモノ」である。いまの防衛省がそれだ。

       新旧の防衛相と新旧の沖縄防衛局長の失言、失態をめぐる底無しの混乱。それが北朝鮮の核攻撃の脅威増大、中国の軍拡と、普天間に象徴される日米同 盟の揺らぎの中で起きているという不安。問われるべき根本は、非力な防衛相を据えた野田佳彦首相の判断ミスと、泥沼化を断ち切れぬ力不足だろう。

       ◇リカバリーショットを打てない野田首相

       防衛政策が分からない防衛相(2007年1月以前は防衛庁長官)はいくらでもいた。「重要な問題なので防衛局長(官僚)から答弁させます」と誠実、神妙に答えて語り草になったのは、第2次大平内閣の久保田円次である。

       入閣間もない1980年2月1日、衆院予算委員会で民社党の論客、塚本三郎書記長に「ソ連のSS20(中距離ミサイル)にどう対処する」と聞かれ、こう答えた。

       「これは、重大な問題でございますので、技術的な点もございますし、種々なる関係上、防衛局長から答弁をさせます」

       改めて当時の議事録を読んで感じたことが2つある。

       第1。久保田の背後に控えていた大平正芳首相が大蔵省(現財務省)出身ながら、外相を通算4期務めた政策通だった。それも日米安保条約締結直後、 キューバ危機で国際情勢が鳴動のさなか、池田勇人内閣の外相として、いわゆる「核持ち込み」問題を含む日米交渉に深く関わった。貫禄十分の横綱にいつでも 答弁の用意があった。

       ちなみに外相は、復興院、経済安定本部や外務省に籍を置いて吉田茂や池田勇人のブレーンを務め、内外に名を知られた大物エコノミストの大来佐武郎だった。

       第2。久保田はズッコケ答弁の翌2日、辞任しているが、理由は旧ソ連に防衛機密を売り渡した自衛隊陸将補スパイ事件の監督責任であり、答弁ぶりを 責められたわけではなかった。当時の新聞を調べたが、ズッコケ答弁を正面から問題視した記事は見当たらない。まして民放ワイドショーが「これでもか」と失 言の映像を垂れ流し、コケにして競うという時代ではなかった。

       32年前の政治・メディア状況と今日の違いは大きい。メディアに身を置く筆者でさえ、政治家の失言、失策の質を問わず、商業的動機、つまり視聴率や部数拡大の思惑から際限なく囃し立てるメディア、特に朝から晩までカバーするテレビの情報番組にはうんざりする。

       とはいえ、そういう時代なればこそ、民主党幹事長主導の年功序列人事を拒み、知識と実力を備えた防衛相を引き立てる直感が首相に欲しかった。不幸にして直感が鈍ったのだとすれば、噴き出した矛盾を吹き払う首相の気迫を見たい。

       年功序列人事がすべての元凶だとは言わない。順送りと抜擢のバランスは難しい。才気走ったトップが序列を無視し、実力主義・理想主義の人事で走れば、求心力を失って権力基盤が不安定化する。現実政治において、一部に不本意な閣僚を起用する妥協は避けがたい。

       問題は、それをカバーできる態勢がとれているか、不本意な閣僚が問題を起こした時、首相が果断に後始末をつけられるかだ。

       野田首相は、参院からの入閣候補の人選を参院出身の輿石東幹事長に無条件でゆだねた。これは小泉政権時代、小泉純一郎首相が青木幹雄参院自民党幹事長に人事を相談していたのと同じである。

       小泉は人事を間違えなかったかと言えば、間違えた。その最たるものが田中真紀子の外相起用である。だが、小泉はリスクを冒して真紀子を切った。小 泉時代は大島理森農水相辞任(秘書の口利き疑惑)、島村宜伸農水相罷免(郵政改革で造反)もあったが、小泉主導でケジメをつけた。そういうリカバリー ショットを野田は打っていない。

       一川保夫前防衛相の失言第一声は就任早々の「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)」だった。ブータン国 王歓迎宮中晩餐会を欠席して駆けつけた政治資金パーティーで「こちらの方が大事」と口を滑らせ、国会で沖縄米兵少女暴行事件(95年)について「中身を詳 細には知らない」と答弁した。

       ◇防衛軽視の代償への大きな不安

       この間、昨年11月に沖縄防衛局長の「やる前に、やらせろとは言わない」発言が飛び出した。那覇で記者団と懇談中、防衛相が米軍普天間飛行場の辺野古移設関連の環境影響評価書の提出時期を明言しない理由を聞かれ、そう答えた。

       性交渉になぞらえたと受け取った『琉球新報』がオフレコを破って報道し、防衛局長は更迭。厳罰を求めた渡辺周副大臣と、誤解に基づく虚報を主張する内局官僚の対立は抜き差しならない段階に達した。

       これだけの問題を引きずった混迷の舞台に田中直紀・新防衛相が登場した。ケタはずれのダメ大臣ぶりとその衝撃は「防衛相炎上、野党絶句」という新聞見出し(『産経新聞』2月2日)に凝縮されている。

       国連平和維持活動(PKO)における武器使用基準と武器輸出3原則の混同。エア・シーバトル(中国を念頭に置いた米国の、海空一体の長距離攻撃戦 略)、南スーダンPKOの現状や自衛隊の憲法理論に関する無知。野党の追及を受けて予算委で訂正を連発し、勝手に中座してコーヒーを飲みに行った。

       挙げ句の果てに、自分ではなく秘書官を交代させ、それは外相秘書官のクビを切り続けた真紀子夫人の入れ知恵に違いあるまいと、ささやかれているのが本稿執筆時点(2月6日)の状況である。

       新沖縄防衛局長もつまずいた。宜野湾市長選に先立ち、防衛局職員や親族を集めて投票の誘導をした疑いが露見した。自民党政権時代からの慣行だろう。他の地方防衛局へ波及する可能性もある。

       野田内閣は財政再建の一点突破政権であり、普天間問題を解決する意思はない。防衛相人事を見てそう考えない方がおかしい。このバランスの崩れ方は ただ事ではない。もう一段、とんでもない崩壊が起き、内閣も、国民も、国防軽視の代償を払わされるのではないかという不安をぬぐえない。(敬称略)

      2012年2月13日



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      権利だけあって責任がないなどという馬鹿なことがあるか。



      国民は自らの選択に責任をとらなくてはならない。


      それが主権在民である。


      北朝鮮のミサイルで日本に打ち込まれ被害が出ても、その責任は自民党だけでなく、野党にもあるし、国民にもある。勿論腐れマスコミにもある。


      併しそういう場合に陥っても誰も責任をとらないであろう。憲法に責任をおわせるのがせいぜいである。誰も責任をとらない。それが戦後政治の腐れの原因である。そういう政治を許してきた歴史に対して国民は責任をとらねばならない。


      言論の自由、国際紛争を解決するための戦争放棄は憲法が保障している。という良いわけなぞ通用しない。何故なら憲法あっての国家ではないからだ。国家があってこその憲法である。このことを戦後60数年忘れてきた。そのツケを国民は払わねばならない。




      基本的には国民が責任をとる。



      そもそも鳩山、菅、野田と続く野田と続く民主党政権の誕生そのものが、国民とマスコミの防衛軽視の流れを土台とするのである。国民は60年間怠ってきた防衛軽視のツケを払わされるであろう。それがどういう形であろうとである。それが民主主義だ。国民は政治家を選ぶだけ責任は負わされない。そんなものは民主主義ではない。

      | NNL | 極東アジアの安全保障体制 | 14:02 | comments(1) | trackbacks(4) | - | - |
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        太平洋戦争において、日本軍が十分な軍事力を示すことができていたならば、米軍は、沖縄に近づくことはなかった。したがって、沖縄戦もなかった。力を軽視する人間には、力量の判定はできない。テクニカル・ノックアウトの判定を下す能力のない指導者が権力を握っていると、民の命はいたずらに消耗するばかりである。力は正義である。力を軽視する風潮が人命を軽視する習慣につながっている。我々が自らの力を抑止力として十分に示すことができれば、正義はわが方についてくる。(Might is right).
        昔、「コーラは○○○、ボクシングはヤマトダマシィ」という宣伝文句があった。
        闘争には、大和魂が有効であるということであろうか。大和魂とは、負けじ魂のことなのか。大和魂を発揮して頑張れば、その結果は沖縄戦のようになるというものであろうか。

        悪くないものを悪いと言わせようとする恣意がある。これも、腹芸か、大和魂か。
        その恣意が政治問題を何十年も膠着させている。
        普天間基地の環境がどうしても我が国民に許しがたいものであるならば、政府は福島の第一原発のように「長期帰還困難区域」に指定すればよい。
        この国の政治には、恣意の人でなく、意思の人が必要である。
        さすれば、腹案ではなく、成案をもって問題は決着できる。

        問題を解決する能力はないが、事態を台無しにする (ちゃぶ台をひっくり返す)力は持っている。
        だから無能力の我々は、常に耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲しなくてはならない。
        和をもって尊しとなす。過ちは、繰り返しませぬから。
        これは単なる感傷ではなく、我々自らの叡智をもって裏付ける行動に出なくてはならない。

        日本人には意思 (will) がない。
        意思は未来時制 (future tense) の内容である。
        日本語には時制がない。
        だから、日本人には意思がない。

        英米人の子供には意思がない。
        この点で日本人のようなものである。
        思春期を迎え、言語能力が発達すると、意思を表すことができるようになる。
        英米流の高等教育 (大人の教育) が可能になる。これは、さらなる英語の教育である。
        日本語脳の持ち主には、大人の教育の意味は理解できない。
        日本人は英米流の大学教育を高く評価もしないし、効果も上がらない。

        子どもには意思がない。
        だから、子供には保護者 (chaperon) がついてきて、それを代行する。
        日本政府にも、意思決定が難しい。
        だから、アメリカ政府が意思決定を助けてくれる。
        日本人の誰もが指摘する通り、我が国の政府は、アメリカ政府のポチである。
        日本人が、この道を脱却できるかどうかは、英米の高等教育の習得の成否にかかっているといえる。

        http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
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        | noga | 2012/02/13 8:38 PM |









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