「核開発を強化」北、党中央委総会で金正恩第1書記 ミサイル増産も宣言

  • 2013.07.20 Saturday
  • 07:56
 

「核開発を強化」北、党中央委総会で金正恩第1書記


 ミサイル増産も宣言

北朝鮮の金正恩第1書記

北朝鮮の金正恩第1書記

 【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮労働党は31日、中央委員会総会を開き、経済建設と核開発を並行して進める「新たな並進路線」を採択、今後の活 動方針を決めた。総会で金正恩第1書記は、核開発を「質量ともに高めていかざるを得ない」とし、米国の脅威に対抗し核開発をより強化することを宣言。ま た、人工衛星と称する事実上の長距離弾道ミサイルのさらなる開発と発射の意志を明確にした。朝鮮中央通信が伝えた。

 党中央委総会は、党では党大会、党代表者会に次ぐ重要な会議。今回は2010年9月以来、2年半ぶりで、金正恩体制の発足後は初の開催となった。

  「新たな並進路線」は金第1書記の報告によるもので、国連安全保障理事会の対北制裁強化決議や米韓合同軍事演習などに触れ、米国を強く非難。その上で「自 衛的核能力を強化・発展させ、国の防衛力を鉄壁に固め、経済建設により大きな力を注ぎ、強盛国家を建設するための路線である」とした。

 ま た、核兵器について「米国のドルと換えるための商品ではなく、対話と交渉のテーブルに載せ論議する政治的、経済的な取引の対象ではない」と核をめぐる交渉 に断固として応じない姿勢を強調。「核の能力を質量ともに強化する」と明言し、最近エスカレートさせている米国との対決姿勢を一層鮮明にした。

 さらに「発展した人工衛星を数多く開発、発射せねばならない」とし、事実上の長距離弾道ミサイルの増産や打ち上げの必要性を訴えた。

  核やミサイルの開発、増強など「軍事」を強調する半面、経済にも力を注ぐ方針も報告は明示。新たな路線をとることにより「国防費を増やさず、経済建設と人 民生活向上に力を集中させることができる」と指摘し、「農業や軽工業に力を集中させ、最短期間で人民生活を安定、向上させねばならない」と訴えた。

 軍事優先で逼迫(ひっぱく)する住民生活を現実視すると同時に、経済状態が行き詰まる中、国民に配慮を示したものとみられる。

 北朝鮮では1日に最高人民会議(国会に相当)が開かれる。最高人民会議に向け総会では、幹部の人事も議題となり、朴奉珠党軽工業部長を政治局員に、玄永哲軍総参謀長と金格植人民武力部長らを政治局員候補にする人事も決めた。

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