スポンサーサイト
- 2021.04.19 Monday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
来日中の韓国の野党・民主党の議員らが15日午前、靖国神社を訪問し、日本の右傾化と軍国主義復活の動きを糾弾する声明を発表する予定だったが、警察の制止を受け、神社内に入ることができなかった。複数の韓国メディアが報じた。
民主党のイ・ジョンゴル、イ・サンミン、ムン・ビョンホ議員及びイ・ヨンドク最高委員は15日、靖国神社を訪問し、安倍政権の右傾化の動きに対する抗議声明を読み上げる予定だった。
しかし、神社への入り口の前で日本の右翼らがこれを阻止しようと待機しており、衝突を憂慮した日本の警察が民主党議員の訪問を制止。その後午前9時頃、神社周辺の路上でイ・サンミン議員とムン・ビョンホ議員の2人が、韓国と日本の取材陣の前で声明文を読み上げた。
イ・サンミン議員は、「太平洋戦争の犠牲になった日本国民に慰労を申し上げる」とし、「われわれは再び不幸なことが起こらないように、日本国民と力を合わせて平和の意志を明らかにする。軍国主義を復活させようとする安倍晋三首相の愚かさを強く警告する」と述べた。
またムン・ビョンホ議員は、「安倍政権の右傾化に深刻な懸念を表せざるを得ない。過去の反省のない日本の政策が日韓関係と北東アジアと世界の善隣関係に害を与えている。安倍政権は保守右傾化を停止し、平和と韓日友好のために力を尽くしてほしい」と強調した。
前日の14日には、議員ら一行が入国審査を拒否され、2時間余りにわたって羽田空港で足止めされていたことが分かった。イ・ヨンドク最高委員はこの日、「午後5時30分に羽田空港に到着したが、入国審査を拒否され来賓室に移動。担当者と論争を繰り広げた」と話した。
イ・ヨンドク最高委員は、「明確な入国拒否の理由を明らかにもせず、大韓民国の第1野党の議員と最高委員を犯罪者のように扱い、2時間以上拘束したこと
に対し、大きな残念さを感じる」と批判した。(編集担当:李信恵・山口幸治)(イメージ写真提供:(C)Hirotaka
Ihara/123RF.COM)