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    朝鮮戦争参戦米軍追悼碑も「積弊」というのか

    • 2019.06.12 Wednesday
    • 07:35

    【社説】朝鮮戦争参戦米軍追悼碑も「積弊」というのか

     

     文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先日の顕中日(国を守るため犠牲になった人々を追悼する日)に行った追悼演説で「2022年までにワシントンの韓国戦争(朝鮮戦争)記念公園に追慕の壁を建てたい」と述べた。「追慕の壁」建設構想は10年以上前、朝鮮戦争に参戦した元米兵と現地に在住する韓国人の提案によって始まり、前政権はすでに支援のための予算も準備していた。

     

     ワシントンの韓国戦争参戦記念公園には参戦勇士の彫刻があるだけで、戦死者の名前は記録されていない。周辺のベトナム戦争記念公園に米軍戦死者の名前が刻まれた参戦碑があるのとは対照的だ。米議会は2016年に追悼碑建設を認める関連法案を成立させた。270億ウォン(約25億円)の事業費はそのほとんどを民間の韓国人による募金によって賄い、韓国政府も50億ウォン(約4億6000万円)の予算を支援することにしていた。

     

     ところが文在寅政権発足によってこの事業は挫折した。民間からの募金は行われず、政府予算も与党・共に民主党の反対によって執行されなかった。事業の担当者は内部監査まで受けたという。結果的にこの事業は「積弊」と見なされ、担当していた当時の報恩処長は現政権で最初に更迭された。

     

     しかし今回文大統領が追慕の壁建設の意向を示したことで、政府は改めてこの事業を進めることにしたようだ。事業費もそのほとんどを国民の税金で賄う方向で検討が行われているという。積弊などと言い掛かりをつけ突然ストップさせておきながら、今になって予算までつけて事業を急いでいるのだ。

     

     6・25(朝鮮戦争)に参戦した米軍の追悼碑建設も他人がやれば積弊で、自分たちがやれば業績だ。そのため「ネロナムブル(自分がやったらロマンス、他人がやったら不倫)」との批判も当然予想しただろうが、それでも「韓米同盟が弱体化している」との見方を意識し、守りのために何か形になるものが必要と考えたのだろう。

     

     

    【随想】

    今更ながら韓国に未来はないと思う。アメリカにあれだけ助けられて今日の韓国があるのに感謝の念がまるでない。それどころか「助けられて迷惑だ」と言わんばかりばかりである。これでアメリカが韓国を助けようという気になるはずがない。

     

    一度失った信頼は取り戻せない。韓国からアメリカが手を引く準備は整った。その中でこれをやるかのかというほど愚かなことだ。

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