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    「自衛的国防力」で米国に対抗、「二重基準だ」と米非難…労働党機関紙

    • 2012.04.29 Sunday
    • 17:35
     http://sankei.jp.msn.com/world/news/120429/kor12042916510004-n1.htm

    【正恩新体制】

    「自衛的国防力」で米国に対抗、


              「二重基準だ」と米非難…労働党機関紙


    2012.4.29 16:50


     北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は29日、米国の核政策を非難する解説記事を掲載、米国に対抗するための「自衛的国防力」強化の必要性を強調した。3回目の核実験実施の可能性には言及していない。


     記事は、米国の核政策が友好国には兵器開発まで黙認する一方で、敵対国の場合には平和利用すら問題視する「二重基準」を設けていると主張。「わが人民は常に(米国の)核の脅威に直面しているが、無謀な恐喝政策はわれわれには絶対に通用しない」と訴えた。

     同紙は国際情勢を概観した別の記事でミサイル開発にも言及。「衛星」打ち上げと称したミサイル発射を非難した国連安全保障理事会の議長声明を批判し「自主権が踏みにじられる限り、正義は自らの力で守らなければならない」と重ねて国防力強化の重要性を主張した。(共同)

    拉致被害者を強制移住 救う会が情報入手

    • 2012.04.29 Sunday
    • 17:33
     

    拉致被害者を強制移住 救う会が情報入手

    2012.4.29 01:31 (1/2ページ)
    国民大集会で拉致被害者救出を訴える横田早紀江さん(中央)ら=28日、東京・日比谷公園の日比谷公会堂(小野淳一撮影)

    国民大集会で拉致被害者救出を訴える横田早紀江さん(中央)ら=28日、東京・日比谷公園の日比谷公会堂(小野淳一撮影)

     北朝鮮で2008年、日本人拉致被害者らが強制的に移住させられ、秘密保持のため厳重に管理されているとの複数の情報が日本政府に寄せられていることが28日、分かった。政府は情報の精査・分析を進めている。

     情報は、拉致被害者の支援組織「救う会」が入手。西岡力会長が同日都内で開かれた拉致問題の集会で明らかにした。

      救う会によれば、北朝鮮で07年と08年に拉致被害者の情報を入手しようとした人物が逮捕される事件があり、秘密警察にあたる国家安全保衛部が拉致被害者 の扱いについて検討した。その結果、拉致被害者に接近する者に対しては「職位の高低にかかわらず厳重に処罰しろ」という指令が出され、被害者についても厳 重な管理下に置くために、強制移住させたという。

     08年の時点で、保衛部は10人未満の日本人を管理していたとされる。そのうち2人は 「カン・クンナム」「イ・チョリョン」との朝鮮名を名乗っていた。2人とも男性とみられるが、年齢や日本人名などの詳細は不明。外部と遮断された場所で資 料の翻訳をさせられていたという。


     救う会はこの情報とは別に、朝鮮労働党の工作機関が30人以上の被害者を管理していたという情報も入手。被害者らは居住が管理されている「招待所」で生活させられており、秘密保持のため、日本人や外国人同士で結婚させられているという。

     08年は日朝実務者協議が開かれ、北朝鮮側が拉致被害者の安否について再調査を約束した。だがその後、進展はみられていない。

     救う会関係者は情報の信憑(しんぴょう)性について、「脱北者などからの真偽不明な情報とは違い、北朝鮮当局の中枢にいる有力者からの情報」としている。


    【特集】一からわかるミサイル防衛

    • 2012.04.29 Sunday
    • 14:29
    http://www.jiji.com/jc/v4?id=20120327ballistic_misile_defense0001&rel=y&g=phl

    【特集】一からわかるミサイル防衛


    弾道ミサイルとは

      写真

    2009年4月5日に北朝鮮が発射した弾道ミサイル。朝鮮中央テレビが公表した映像からキャプチャーした。北朝鮮は人工衛星を打ち上げるための「宇宙ロケット」だと主張しているが、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の改良型とみられている【AFP=時事】

     ミサイルとは、ジェットエンジンやロケットモーターなどの推進システムを搭載し、何らかの誘導方式で目標への自律飛行ができる無 人航空機の総称。有人航空機と同様に大気圏内を飛行するタイプと、いったん超高空まで上昇し、一気に目標まで落下するタイプがあり、後者は大砲の砲弾のよ うな放物線軌道を描くことから、「弾道ミサイル」と呼ばれる。

     弾道ミサイルは主に空気抵抗の少ない高空を飛行するため、限られた推力でも重い弾頭を遠くまで運べるというメリットがある。核爆弾などの大量破壊兵器で敵国を攻撃する手段としては、有人航空機に比べるとコストパフォーマンスに優れている。

      空気の薄い超高空や大気圏外を飛行することから、燃焼に空気を必要としないロケットモーターが推進力に利用される。ロケットモーターは構造が比較的単純 で、高度な技術力を持たない国家でも生産できるという特色がある。北朝鮮やイラン、パキスタンなどが弾道ミサイル開発に熱心なのは、超大国の援助を受けな くても、周辺国に脅威を与える大量破壊兵器を保有可能になるからだ。

      写真湾岸戦争の際、サウジアラビアの米軍基地に配置された地対空ミサイル・パトリオット「PAC2」。パトリオットはミサイルに搭載されたレー ダーと地上の追尾レーダーの情報を組み合わせ、目標を正確に狙う能力があるはずだったが、湾岸戦争では飛来した弾道ミサイルの25%程度しか撃墜できな かったとされる=1991年1月撮影【AFP=時事】


     大気圏外から超高速で落下してくる弾道ミサイルを、通常の対空兵器で撃墜することはできない。第2次世界大戦中にナチス・ドイツが開発し、世界 で初めて実戦に投入された弾道ミサイル「V2」は、1944年9月から翌年5月のドイツ降伏までに1000基以上が英国に撃ち込まれた。しかし、当時の軍 事技術で弾道ミサイルを防御することは不可能で、英国は死者およそ2500人、負傷者約6000人という大きな犠牲を出した。

     80〜88年にわたって続いたイラン・イラク戦争では、双方がソ連製「スカッド」を中心に合計500基以上の弾道ミサイルを撃ち合った。両国はいずれも弾道ミサイルに対する防衛手段を持たず、死傷者は数千人に及んだとされる。

      90〜91年の湾岸戦争では、米国を中心とした多国籍軍に攻撃されたイラクが、反撃のためにイスラエルとサウジアラビアに向けて合計86基の弾道ミサイル を発射した。米軍は、対抗手段として地対空ミサイル・パトリオット「PAC2」を配備していたが、飛来したミサイルの大半は阻止することができず、大きな 損害を被った。



    北朝鮮のミサイル開発

    写真

    弾道ミサイルが北朝鮮から発射された場合の到達範囲。1500キロの射程距離があれば、日本本土のほぼ全域が攻撃可能範囲に入る【時事通信社】


     日本にとって、最も懸念される弾道ミサイル保有国は、言うまでもなく北朝鮮だ。ただ、北朝鮮のミサイル開発の歴史はそれほど長いものではなく、1980年代初めに旧ソ連製の弾道ミサイル「スカッドB」を入手したのが実質的なスタートだとされている。

      スカッドは、ナチス・ドイツの弾道ミサイル「V2」の設計図を基に、旧ソ連が50年代に開発した1段式の液体燃料推進のミサイル。初期型のスカッドAは射 程距離が150〜180キロ程度しかなく、原型であるV2(最大射程距離300キロ)の能力を下回っていた。続いて開発された改良型のスカッドBは、最大 射程距離が300キロまで伸びた一方、誘導システムも高度化され、命中精度はスカッドAの6倍以上に高まった。

     北朝鮮は、このスカッドB の実物をエジプトから極秘に提供され、完成品を分解して部品をコピーするという手法で製造技術を体得したようだ。北朝鮮製スカッドBは「火星5号」と名付 けられ、自国内に大量配備されるとともに、一部はイランなどに輸出された。火星5号の最大射程距離はオリジナルのスカッドBと同じ300キロで、朝鮮半島 全体をカバーする能力はなかった。そこで、80年代末から弾頭重量を減らし、ロケットの推力を強化した「火星6号」(北朝鮮製スカッドC)の開発を進め、 92年ごろには量産体制が整ったとされる。最大射程距離は500キロまで伸び、韓国のほぼ全域が北朝鮮ミサイルの射程内に入った。

      写真

    自走式発射機に搭載された旧ソ連製の弾道ミサイル「スカッドB」。北朝鮮の弾道ミサイルのベースとなった。ミサイル本体は全長11.16メートルで、ペイロード(弾頭部分の積載重量)は約1トンある【AFP=時事】

     90年代に入ると、スカッドを大型化した弾道ミサイル「ノドン」の開発に成功した。「ノドン」は米国が付与したコードネームで、北朝鮮での名称 を含め、詳しいことはほとんど分かっていない。2000年以降も改良が続けられ、最も新しいタイプは最大射程距離が1500キロ以上あるとされる。これが 事実なら、日本の本土はほぼ全域を攻撃可能になる。

     90年代には、さらに長射程の弾道ミサイル開発に着手、98年8月31日に多段式の弾 道ミサイル「テポドン1号」の発射実験を実施した。「テポドン」も米国のコードネームで、北朝鮮での名称については「白頭山1号」「銀河1号」などの情報 があるものの、確実なことは分かっていない。

     このテポドン1号は1段目にノドン、2段目に火星6号を使ったとみられ、北朝鮮北東部の舞水 端里から打ち上げられると、東に向かって上昇した。防衛庁(当時)の分析によると、上昇中に切り離された1段目は日本海に落下、2段目は日本列島を越えて 三陸沖の太平洋に突入したとみられる。2段目からは弾頭部が分離し、固体燃料による推進力でさらに遠方まで飛んだようだが、落下地点は明らかになっていな い。

     北朝鮮は、発射したのはミサイルではなく、「人工衛星打ち上げ用の運搬ロケット」だと主張している。しかし、3段に分かれた推進機構 のパワーを合わせても、弾頭部を衛星軌道に投入できるだけの能力はなく、打ち上げは弾道ミサイル開発の技術検証と考えた方が合理的だ。テポドン1号を弾道 ミサイルとして使用した場合、最大射程距離は1600〜2000キロに達するとみられ、沖縄も含めた日本列島全域を攻撃範囲に収めることができる。


    米本土も射程内に

    写真

    発射台に据えられた「銀河2号」(テポドン2号改良型)。全長は約34メートル、発射重量は60トン程度と推定され、スカッド Bと比較すると、長さで3倍、発射重量は10倍近い巨大な機体となった。2009年4月5日の発射前に撮影されたもので、朝鮮中央通信が配信した【朝鮮通 信=時事】

     北朝鮮はテポドン1号の発射後、長距離弾道ミサイルの開発をさらに進め、2006年7月6日、3段式とみられる大型ミサイルを舞 水端里の発射施設から打ち上げた。米国と日本は、事前に発射準備を察知して監視を強めていたが、ミサイルは発射後42秒で1段目のロケットモーターが異常 燃焼を起こし、2段目を分離できないまま北朝鮮沿岸の海上に墜落した。

     北朝鮮はこのミサイルについて何のコメントもしておらず、実態はよ く分からない。米国はテポドン1号の発展改良タイプと位置付け、「テポドン2号」のコードネームを与えた。ただ、テポドン1号までが旧ソ連製のスカッドを ベースにしたものだったのに対し、テポドン2号のロケットモーターには従来と異なる技術の投入がうかがわれた。打ち上げの失敗から構造自体に問題があった のは間違いないにせよ、北朝鮮のミサイル開発が新たなステージに入ったことは明らかだった。

     2009年4月5日、北朝鮮は舞水端里の発射 施設から大型弾道ミサイルを発射した。北朝鮮政府は、同年3月の段階で国際海事機関と国際民間航空機関に「4月初旬に研究用通信衛星の打ち上げを実施す る」と通告、発射後に「運搬ロケット『銀河2号』の打ち上げに成功し、人工衛星『光明星2号』を地球周回軌道に投入した」と公表した。

     米 国と日本の観測によると、「銀河2号」は3段式とみられ、舞水端里から東方向に上昇すると、日本海上空で1段目を切り離した。1段目部分は秋田県西方沖約 320キロの日本海に落下、2段目以降は約370〜400キロの高度で日本列島を飛び越えた。機体は海上自衛隊のイージス艦が日本から東方約2100キロ 付近まで追尾し、太平洋上に落下したものと推定されるが、2段目と3段目の切り離しに成功したのかどうかは確認できていない。

      写真

    米シンクタンク、科学・国際安全保障研究所(ISIS)が公表した発射直後の北朝鮮の長距離弾道ミサイル「銀河2号」と思われるものの衛星写 真(米デジタルグローブ撮影、ISIS提供)。右上の白いものが同ミサイルによるとみられる炎。ミサイル下方に筋状の排煙が伸びている。写っているのは発 射場の発射場のある舞水端里の北北東約13キロの日本海沿岸地帯【AFP=時事】

     弾頭部に人工衛星を搭載し、それを地球周回軌道に投入するのであれば、機体を秒速7.9キロまで加速しなければならないが、このミサイルにそこ までの性能はなかった。新たな衛星が軌道を周回した形跡はなく、北朝鮮の発表はロケット技術を誇示するための強がりだったようだ。

     米国政 府は、銀河2号を06年の打ち上げが失敗に終わった「テポドン2号」の改良型と位置付けた。米国のシンクタンクの分析によると、このテポドン2号改良型の 1段目はノドン・ミサイルのロケットモーター4基を束ねたもので、2段目は旧ソ連製の潜水艦発射型弾道ミサイルSSN6を利用した可能性が高いという。

      SSN6は潜水艦搭載型のためコンパクトで推進力も大きいという特長があり、それまで北朝鮮がミサイル技術のベースとしてきたスカッドに比べ、性能は段違 いに高い。ソ連崩壊後、経済破たん状態にあったロシアから高度なミサイル技術が流出しており、北朝鮮はそうした機会を抜け目なく利用したようだ。

      銀河2号は人工衛星投入に失敗したとは言え、2段目以降は舞水端里から少なくとも3600キロ飛行した。3段目の推進機構はSSN6の姿勢制御用ロケット モーターを活用したとの見方もあり、それが期待通りに機能していれば、弾頭部の最大射程は6000キロにも達し、米本土のアラスカ州まで届く可能性があ る。この発射実験によって、北朝鮮の弾道ミサイル技術が大きく進歩したことは間違いない。


    弾道ミサイルの命中率は?

      写真

    第2次世界大戦中にナチス・ドイツが開発したV2ミサイル。全長14メートル、発射重量12.7トン。戦後、米ソ両国はV2の開発にかかわった技術者を競うように自国へ連れ帰り、後の宇宙開発や弾道ミサイルの基礎研究に従事させた 【AFP=時事】


     弾道ミサイルの性能は、射程距離が長いことと、ペイロード(弾頭部分の積載重量)の大きさが重視されがちだが、目標に当たらなけ れば兵器としての意味がない。射程距離を長く、ペイロードも大きくすればミサイルは大型化し、微妙なコントロールは難しくなる。長射程化には高度な誘導技 術が求められ、冷戦時代の米ソによるミサイル開発競争でも、命中精度の向上が最も重要なテーマだった。

     弾道ミサイルの誘導で一般的なの は、「慣性誘導」と呼ばれる方法だ。機体の傾きや加速度を計測するジャイロセンサーを利用、ミサイルが飛行しながら自己位置を特定し、目標までの距離と方 位を計算して推力や進行方向を調整する。発射後は外部から干渉を受けないので、妨害に遭いにくいというメリットもある。

     ナチス・ドイツが 開発したV2ミサイルも同じ方式を用いていた。V2が英仏海峡を越えてロンドンを攻撃した場合、弾着は目標から12〜15キロの範囲に散らばったというか ら、お世辞にも「精密」な誘導とは言えない。しかし、ドイツは建物が密集した都市部に向けて大量のミサイルを発射したため、通常爆薬の弾頭(V2は1基に 最大750キロの爆薬を搭載可能だった)でも、英国は甚大な被害を受けた。

     イラン・イラク戦争や湾岸戦争などで使用されたスカッド・ミサ イルも慣性誘導方式を採用している。スカッドBの場合、発射されたミサイルの半数が目標から450メートルの範囲内に着弾する精度があったとされ、都市攻 撃には大きな効果を発揮した。弾道ミサイルは、飛行軌道の大半が空気の薄い超高空や大気圏外なので、天候が機体に及ぼす影響も小さく、慣性誘導だけでも実 用レベルの命中精度を確保できる。しかも、慣性誘導装置の運用にはそれほど高度な技術を必要としない。発展途上国でもスカッド級の弾道ミサイルであれば、 十分に使いこなすことが可能だ。

      写真

    ロシア陸軍が2006年に制式採用した戦術ミサイル9K720「イスカンデル」。最大射程500キロの弾道ミサイルで、誘導は慣性航法装置と 電子光学誘導システムを併用し、移動目標を追尾することができる。命中率を示す円形半数必中界(複数の弾頭を同一目標に発射した場合、その半数が命中する エリアの広さ)は半径5〜7メートルとされており、超高速で落下する弾道ミサイルとしては驚異的な精度を誇っている 【AFP=時事】

     ただし、弾道ミサイルは、重量のある燃料を上昇中に使い切り、飛行コース後半は自由落下状態で目標へ到達する仕組みを基本にしている。そのた め、推力の調整による飛行コースの修正が上昇中にしかできず、飛行距離が長くなればなるほど、照準の誤差は大きくなってしまう。そこで、米国やロシアなど の弾道ミサイルは、弾頭部に推進システムを装備して下降中にも姿勢制御をできるようにした上、慣性誘導に加えてレーダーや全地球測位システム(GPS)な どの電子的な補完システムで照準を修正し、命中精度を向上させている。もちろん、これには高い技術力と資金が必要で、開発にも時間が掛かる。

      北朝鮮の弾道ミサイルがどのような誘導システムを使用しているかについての情報はほとんどないが、スカッドの技術がベースにあることを考えると、慣性誘導 が主体と思われる。射程距離が数百キロレベルの短距離ミサイルは、スカッド程度の命中精度は確保されていると覚悟した方がいいだろう。テポドン2号やその 改良型のように射程距離が2000キロを超える大型ミサイルは開発途上なので、命中精度を評価できるレベルにはないが、実験を繰り返すうちに誘導システム の改良も進み、周辺諸国への脅威は確実に高まることになる。



    北朝鮮:ミサイル失敗 発射強行に怒り/政府対応にいら立ち(その2止)

    • 2012.04.29 Sunday
    • 14:23

     

    北朝鮮:ミサイル失敗


     発射強行に怒り/政府対応にいら立ち


            (その2止)


    毎日新聞 2012年04月13日 西部夕刊


     ◇拉致被害者家族も憤り


     北朝鮮に拉致された肉親の帰国を待ち望む被害者家族からは、政府対応への不満を訴える声や、拉致問題への影響を懸念する声が上がった。【取違剛、新開良一】


     78年に鹿児島県日置市の吹上浜から拉致された増元るみ子さん(当時24歳)の姉、平野フミ子さん (62)=熊本県八代市=は「北朝鮮に対してどうこう言うより、危機感のない日本政府に歯がゆさを感じる」と憤った。これまで「もっと厳しい経済制裁を」 と求めてきたが、政府の対応は手ぬるく感じられた。「北朝鮮を甘やかしたことが核開発や今回の騒ぎにつながった。拉致問題は置き去りにされたままだし、こ うなったのも日本政府の自業自得だ。もっとしっかりしてほしい」と語気を強めた。

     増元さんと一緒に拉致された市川修一さん(当時23歳)の兄、市川健一さん(67)=鹿児島県鹿屋市= は「必ず発射すると思っていた」と冷静に受け止める。だが「こうした実験が繰り返されると、拉致がかやの外に置かれてしまう。拉致問題は、核やミサイルと セットで取り組むよう政府に強く要望したい」と話した。

        ◇

     拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表は「国際社会が発射の中止を促すことしかできなかったのは非常に歯がゆ い。制裁などもっと強い態度で臨めなかったのか。全て北朝鮮のペースで事態が展開し、拉致を含めた蛮行の責任について焦点が当たらないのは悔しい」と話し た。増元照明・家族会事務局長は「あっけなくて、あぜんとしている。ただ、惨めな結果だったことで『恐れるような国ではない』と国際社会の対応が緩んだ り、日本人が北朝鮮の脅威を軽視するようになることを危惧している」と語った。

     また、北朝鮮による拉致被害者、有本恵子さんの母嘉代子さん(86)は「(ミサイル発射を強行した金正恩(キムジョンウン)第1書記の姿勢は)父親と同じでがっかりした。これでは拉致問題も解決しない」と話した。

     ◇被爆者「脅威感じる」

     日本被団協全国理事の箕牧智之(みまきとしゆき)さん(70)=広島県北広島町=は「北朝鮮は NPT(核拡散防止条約)から脱退を表明し、一般国民に大変な生活を強いている中で(発射に)踏み切ったが、これが実力ではないかと思った。国連決議に対 する重大な違反で、国連で協議されることを望む」と話した。

     また、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は「核兵器の開発とミサイルの開発とが結びつけばどうなるか。脅威を感じる」と話す一方、政府の対応について「北朝鮮が発射まで至らないような積極的な外交をすべきではないのか」と注文をつけた。



    「今年中に動きを」横田滋さんが訴え 横浜で集会 /神奈川

    • 2012.04.29 Sunday
    • 14:19
    http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120408ddlk14040180000c.html?inb=yt


    北朝鮮・拉致問題:「今年中に動きを」


      横田滋さんが訴え


        横浜で集会 /神奈川


    毎日新聞 2012年04月08日 地方版


     「北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」(北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会主 催)が7日、横浜市中区日本大通の横浜情報文化センターで開かれた。被害者家族の横田滋さん=写真・左から2人目=やアムネスティ・インターナショナル日 本の石原秀子・神奈川連絡会代表らが参加、拉致問題や北朝鮮内部の人権問題などについて意見を交わした。


     講演した横田さんは「政府はどうして北朝鮮に積極的に拉致問題解決を投げかけていかないのか。今年中に 何らかの動きが出るのを期待している」と訴えた。松原仁・拉致問題担当相は金正日(キムジョンイル)総書記死去後の情勢に触れ、「彼らが『死んだ』として きた拉致被害者を『生きていた』と言うタイミングがあるとすれば、政権が変わった最初の1年だ。今は交渉を進めるのにベターな状況でないが、勝負の年に なっている」と語った。【山田麻未】

    曽我さん「10年間進展ない」 拉致問題解決訴える

    • 2012.04.29 Sunday
    • 14:17
     http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120428-00000044-ann-soci

    曽我さん「10年間進展ない」


         拉致問題解決訴える


    テレビ朝日系(ANN) 4月29日(日)1時59分配信


     都内の集会に参加した拉致被害者の曽我ひとみさんは、「10年間進展もなく、いたずらに時間が過ぎた」と話し、政府が解決へ向けて行動を起こすよう訴えました。


     拉致被害者・曽我ひとみさん:「この10年間、何の進展もないまま、いたずらに時間だけが過ぎてしまいました。もういい加減、時間を止めてほしいと願っています」
     集会には、家族会の飯塚繁雄代表や横田さん夫妻らも参加しました。北朝鮮が日本人の拉致を認めて今年で10年となりますが、家族からは「日本政府が真剣 に動いているのか」といった厳しい意見が相次ぎました。松原拉致問題担当大臣は、北朝鮮との交渉について「すべての可能性は排除しない」と前向きに進めて いく考えを示しました。

    最終更新:4月29日(日)12時28分

    テレ朝 news

     

    署名1000万人目指す 拉致救出の国民大集会

    • 2012.04.28 Saturday
    • 23:24
     

    署名1000万人目指す 拉致救出の国民大集会  

    2012.4.28 21:03 (1/2ページ)
    国民大集会で拉致被害者救出を訴える横田早紀江さん(中央)ら=28日、東京・日比谷公園の日比谷公会堂(小野淳一撮影)

    国民大集会で拉致被害者救出を訴える横田早紀江さん(中央)ら=28日、東京・日比谷公園の日比谷公会堂(小野淳一撮影)

     拉致被害者の救出を訴える国民大集会が28日、東京都千代田区の日比谷公会堂で開かれた。北朝鮮が拉致を認めて謝罪してから今年で10年。15年 前から集めた署名は同日までに868万2978人分になった。家族らは今年を「勝負の年」と位置づけ、9月までに1000万人分の署名を目指す。

      集会は拉致被害者の家族会、支援組織「救う会」と超党派の国会議員でつくる「拉致議連」の主催で、約1600人(主催者発表)が参加した。帰国した拉致被 害者の曽我ひとみさん(52)や拉致の疑いが指摘されている米国人、デイビッド・スネドンさん=失踪当時(24)=の家族も初めて参加した。

      田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(73)は冒頭、「残念ながら集会をしていること自体まだ解決していないということ。 何とかして解決の糸口を引き出していきたい」とあいさつした。松原仁・拉致問題担当相は「この10年間本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。拉致被害者の解 放にのみ一点に集中し、蓄積した怒りをぶつけていきたい」と述べた。


     新潟県佐渡市から駆けつけた曽我さんは、一緒に拉致されいまだに安否が分からない母、ミヨシさん=同(46)=について、「もう80歳で時間がない。時間を止めてほしいと願っている」と切々と訴えた。

      横田めぐみさん=同(13)=の母、早紀江さん(76)は「苦しみ悲しみを超えて、私たちは一生懸命生きてきました」。弟の哲也さん(43)は「何の進展 もないままここにいるのが悔しくてたまらない」と心情を吐露した。松木薫さん=同(26)=の姉、斎藤文代さん(66)も「母は寝込んで15年。どうした らいいか分からない」と涙を流した。



    「家族はこれしか…」拉致解決署名1000万人の重み

    • 2012.04.28 Saturday
    • 23:17
     http://sankei.jp.msn.com/world/news/120428/kor12042821070004-n1.htm

    「家族はこれしか…」

       拉致解決署名1000万人の重み


    2012.4.28 21:05
    (1/2ページ)

    すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会。早期解決を訴える横田滋さん(中央)=28日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)

     北朝鮮の人口は約2300万人とされる。拉致被害者の家族らが署名で目指す1000万人分という数字がどれほど多いものか分かる。そもそも家族ら の活動は15年前の平成9年、街頭での署名活動から始まった。「われわれ家族にはこれしかできないから」。年老いた家族らは今でも街頭に立ち続ける。

     横田めぐみさん=拉致当時(13)=の両親、滋さん(79)と早紀江さん(76)は今月15日、奈良県吉野町の吉水神社で行われた署名活動に参加した。満開の吉野桜の下、全国から訪れた花見客らが次々とペンを握った。

     「一日も早く救出されるよう祈っています」「体に気をつけて頑張ってください」。2時間余りで3140人分が集まった。

     早紀江さんは立ったまま署名を呼びかけた。4年半前に胆嚢(たんのう)の摘出手術を受けた滋さんのためにはいすが用意されたが、時折腰かけるだけだった。

      滋さんは4年前から毎年参加しており、昨年から早紀江さんも加わった。主催した「救う会奈良」の会長で神社の佐藤一彦宮司(70)は「年齢的にも大変だと 思うが、気力で立っていた。一方で、昨年の署名活動で集まった義援金の半分は『東日本大震災の被災地へ送ってほしい』と言われ、そうさせていただいた」と 話す。

     15年前の9年3月19日、滋さんらの要請で第1号の署名をしたのは当時、新潟県知事だった平山征夫新潟国際情報大学学長(67)。滋さんと平山さんがともに日銀新潟支店に勤めた縁からだった。

     平山さんは「横田さんたちはあのとき、実名を公表するリスクを背負って前へ出た。私も何とかしたいと思った」と振り返る。


     増元るみ子さんの母、信子さん(84)は鹿児島県姶良市の自宅周辺で署名を集めた。「やっと娘を助けるために自分の力でできることが見つかった」。真夏の太陽の下、坂道の多い自宅の周りを一軒一軒歩いた。

      家族らは愚直に、ただお願いした。心ない通行人に「拉致なんて本当にあるのか」と署名用紙をたたき落とされたこともあった。それでも、署名活動をやめるこ とはなかった。北朝鮮が拉致を認めた日朝首脳会談直後の14年10月、79歳で他界した増元さんの父、正一さんが最後に残した「わしは日本を信じる」とい う言葉がそれぞれの胸にあるからだ。

     早紀江さんは「拉致問題の交渉をするのは政府であって、自分たちにできることは署名活動しかない。訴え続けるしかない」と話す。

     家族が署名を提出した首相は、橋本龍太郎首相から数えて15年間で10人。18年から置かれる拉致問題担当相は塩崎恭久氏から松原仁氏まで5年半で11人に上る。

     一方で、9年3月25日に拉致被害者家族連絡会(家族会)を結成した際、平均年齢が69歳だった両親11人は、15年間で3人が亡くなり、健在である8人は平均82歳となった。

     滋さんは「拉致問題に無関心だった方々が、署名を書くことによって関心を持ってくれる。関心を持ち続けてくれる。それが解決への力になる」と話す。

     政府へ提出した署名は28日、延べ868万2978人分となった。


    「家族はこれしか…」拉致解決署名1000万人の重み

    すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会。拉致の解決を訴える曽我ひとみさん(中央)=28日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)




    「家族はこれしか…」拉致解決署名1000万人の重み


    国民大集会で拉致被害者救出を訴える横田早紀江さん(中央)ら=28日、東京・日比谷公園の日比谷公会堂(小野淳一撮影)



    米国人の父「いずれ正義のもとに」

    • 2012.04.28 Saturday
    • 17:27

    米国人の父「いずれ正義のもとに」

    2012.4.28 21:08

    米国人ジェイムズ・スネドン氏(壇上)は弟のデイビッド・スネドン氏が拉致被害に遭い、その状況を報告した=28日午後、東京都千代田区 (小野淳一撮影)

     「いい人に悪いことが降りかかるのが世の常。物事はいずれ正義のもとにさらされる」。北朝鮮に拉致された疑いが指摘される米国人、デイビッド・スネドンさんの父、ロイさん(76)はそう話した。

     スネドンさんは2004年8月、留学中の中国の雲南省で突如失踪。雲南省は当時、脱北者の東南アジアへの脱出ルート上にあった。米下院が同年7月、脱北者の支援などを定めた北朝鮮人権法を可決したことで、北は「米国人に対して行動を起こす」と警告していた。

      「息子を失った悲しみは母親が一番よく分かっている。今ごろ結婚して子供も生まれている時期なのに、その時間をすべて奪われてしまった」。母、キャサリー ンさん(76)は息子の境遇に悔しさをにじませた。スネドンさんの両親は28日、横田めぐみさんの両親の滋さん、早紀江さんと初めて面会した。

     スネドンさん失踪については、米韓当局も情報収集を進めている。北朝鮮による拉致被害は少なくとも世界12カ国に及んでおり、米国からも初の被害者と確認されれば、拉致の国際包囲網に米国を引き込むことも可能になる。







    主権回復の日 「領土」と「拉致」に本腰を

    • 2012.04.28 Saturday
    • 09:40

    主権回復の日 「領土」と「拉致」に本腰を


    2012.4.28 03:25
    (1/2ページ)主張


     サンフランシスコ講和条約の発効から、28日で60年を迎えた。講和条約によって敗戦国日本は占領体制を脱し主権を回復したが、政府主催の行事は予定されておらず、関心は薄いのが現実だ。


     その中で注目すべきは今月、石原慎太郎東京都知事が米国で「東京都が尖閣諸島を購入する」と発言したことだ。

     これまで、都には約3500件の意見が寄せられ、9割が賛成だった。現金書留などによる寄付も約30件あったという。日本の領土、領海を守るという主権意識が大きなうねりになってきたといえ、戦後日本のありようを見つめ直す契機としたい。

     反響の根底には、一昨年9月の尖閣沖での中国漁船衝突事件で、中国人船長を逮捕したにもかかわらず、処分保留のまま釈放してしまったことに象徴される政府の弱腰外交への批判がある。

     中国は日本政府の足元を見透かすように漁業監視船などを尖閣周辺に派遣し、領海侵犯を繰り返している。野田佳彦政権は今こそ、尖閣諸島の有人化など、領土保全策に本腰を入れるべきだ。

      尖閣諸島は講和条約発効から20年後、沖縄返還で米国から返された島だが、北方領土と竹島は、戦前・戦後を通じて一貫して日本固有の領土である。しかし、 北方領土はロシア、竹島は韓国に不法占拠されたままだ。ロシア大統領の北方領土訪問など不法占拠を既成事実化する露骨な行為には、強い対抗措置が求められ る。

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