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    日本企業を買い物する中国資本、逆転した中日間資金の流れ

    • 2012.04.23 Monday
    • 06:55


     
    日本企業を買い物する中国資本、逆転した中日間資金の流れ

    記事を聞く

    APRIL 17, 2012 07:36


    中国企業が日本企業を次々と買収し、数十年間続いてきた両国間の資本移動の慣行が崩れている。


    15日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、かつては日本企業が中国に工場を建て、「日本→中国」の一方向へ資本が移 動していたが、最近は逆転現象が多発しているということだ。しかし、依然としてたくさんの日本企業が日増しに増加する国内生産費用の負担を避け中国へ進出 しているため、日本資本の中国向け投資も今後拡大する見通しだと、同紙は予想した。

    最近、中国資本が資金難に直面した日本企業を積極的に買収している。中国系私募ファンドのホニーキャピタルは、日本の半導体メーカーのエル ビーダメモリーを買収するため、米国のTPGと競合しており、先月は台湾の鴻海(ホンハイ)精密が日本電子会社のシャープの持株10%を買収した。

    また、日本の電気会社であるパナソニックが先月、自社の家電製品部門を中国最大の家電メーカーの海爾(ハイアール)に売却した。これに先 立って、中国のパソコンメーカーのレノボは、昨年日本NECと共にパソコン合弁会社を設立した。WSJはこの現象について、内需市場の萎縮や円高による輸 出低迷に直面した日本企業が赤字事業部門を整理したり、事業再編のため新しい資金確保に乗り出したりしているためだと分析した。

    日本の法律会社である西村あさひの野村高志弁護士は、「日本の企業が中国に売却されるというのはこれまでは想像し得なかった」とし、「これからは中国企業から投資を受け、中国企業の助けを受けて中国市場へ進出するのが実行可能な案になった」と話した。

    中国資本の日本向け投資は、主にシンガポール、香港、ケイマン諸島のような第3国を経て行われており、最近増加傾向にあるとWSJは指摘した。

    全教組、「政治声明有罪確定」承服せよ

    • 2012.04.23 Monday
    • 06:43
    http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=080000&biid=2012042089068
     
    社説

    [社説]全教組、「政治声明有罪確定」承服せよ

    記事を聞く

    APRIL 20, 2012 07:22


    大法院(最高裁判所)全員裁判部は、09年6月と7月に政治声明の形で現政権を批判した全教組の教師に対して有罪を確定した。大法院は、「全教組の 政治声明は、09年5月の社会運動家100人の名義の政治声明と軌を一つにするもので、反李明博(イ・ミョンバク)戦線の構築という明確な政治的意図を持 ち、公務員の政治的中立義務に違反した」と判決理由を明らかにした。このため、国家公務員法が禁止する「公務以外の集団行為」に該当するということだ。


    同事件は、1審で有無罪の判決が交錯し、混乱を招いた。10年5月、控訴審で初めて有罪判決を受けた教師が上告し、大法院で2年近くかか り、今回の最終判決に至った。全教組は09年当時、教師約1万6000人の署名を受け、「6月民主抗争の大切な価値がこれ以上踏みにじられてはならない」 というタイトルの政治声明を発表した。この宣言は、「過去の軍事政権を想起させる公権力の乱用で、民主主義の砦である『言論、集会、表現、結社の自由』が 深刻に踏みにじられている」とし、「歴史の車輪を逆に回す民主主義の危機は、李明博政権の独善的な政局運営から始まった」という内容が含まれていた。

    小・中・高校の教師は、国公立学校の場合、公務員として政治的中立の義務を守らなければならない。私立学校の教員も、私立学校法によって公 務員に準じて身分保障を受け、義務を持つ。未成年の生徒を教える小・中・高校の教師の場合、大学の教授と違って、政党の加入や選挙運動も禁止され、政治的 中立の義務が強化されている。大法院がこのような点を考慮して、教師の政治的中立は教育現場だけでなく、教育現場の外でも守られなければならないと判断し た。

    独自の世界観や政治観が形成されていない未成年者の教育を担う教師は、教育現場外の活動も潜在的な教育過程と考え、政治的中立性が毀損され ないよう留意しなければならない。教師にも政治的表現の自由はあるが、それはあくまでプライベートの領域においてである。特定の政治勢力に対する支持や反 対の意志を集団的に表現することは、明確な政治活動だ。

    大法院の確定判決が下されたため、該当の市・道教育庁は政治声明に参加した教師に対して懲戒処分を下すのが当然だ。金相坤(キム・サンゴ ン)京畿道(キョンギド)教育監ら一部の左派教育監は、これまで政治声明の教師に懲戒を命じた教育科学技術部の要求を拒否し、懲戒処分を先送りしている。 大法院の判決を無視して懲戒を先送りするなら、職務遺棄に該当する。

    韓国大学総学生会連合(韓総連)の元議長、国家保安法違反容疑で摘発

    • 2012.03.01 Thursday
    • 08:06
     http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/28/2012022800759.html


    韓総連元議長、国家保安法違反容疑で摘発


     公益勤務要員として韓国軍で服務しながら、大学の学生会室を拠点にして数百件の利敵表現物を製作・配布してきた疑い(国家保安法違反)で、韓国大学総学生会連合(韓総連)の元議長が公安当局に摘発された。


      警察庁保安捜査隊とソウル中央地検公安第2部によると、第15期韓総連議長のユ容疑者(29)は最近まで数年間にわたり、光云大学電子情報工学部の学生会 室に利敵表現物数百件を掲示した疑いが持たれている。このため、公安当局が学生会室とユ容疑者宅を家宅捜索したことが、27日までに分かった。

     全南大学総学生会長出身のユ容疑者は、光云大学に近い、ソウル市盧原区内の洞(日本の市町村内の町・大字に相当)事務所で公益要員として服務しながら、勤務終了後の夕方や公休日などを利用して学生会室に随時出入りし、数百件の利敵表現物を掲示したという。

     ユ容疑者は、勤務地の洞事務所に近く、監視が比較的緩いという理由から、大学の学生会室を活動拠点にした、と公安当局は説明した。

     公安当局は家宅捜索により、これまでユ容疑者が使用してきたコンピューターのハードディスクから、北朝鮮の3代世襲や先軍思想などを称賛したり、米国を非難する内容の利敵表現物を多数確保したという。

     公安当局は押収物の分析を終え次第、すぐにユ容疑者を呼び、共犯がいるのかなどについて調べた後、身柄の扱いを決定する方針だ。

      ユ容疑者は、光州広域市松汀の空軍部隊で行われたパトリオット・ミサイル基地に反対する違法暴力集会に参加した容疑や、韓総連議長として活動しながら利敵 表現物を製作・配布し、北朝鮮の学生と電子メールをやりとりした容疑などで在宅起訴され、2008年に懲役2年6月、資格停止2年、執行猶予4年を言い渡 されていた。

    キム・ヒョンウォン記者 , アン・ジュンヨン記者

    牛乳が減った無料給食

    • 2012.02.24 Friday
    • 08:10
    http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012022324008

     
    [オピニオン]

    牛乳が減った無料給食


    記事を聞く

    FEBRUARY 23, 2012 07:45


    ソウル市教育庁が今年、小学校の無料給食の1食の単価を2580ウォンに策定した。昨年に比べて123ウォン上がったが、牛乳価格の値上がり分50 ウォンを差し引けば73ウォン増に止まった。2580ウォンから人件費、管理費を差し引いた食材料費は2322ウォンだ。食料品価格は日々値上がりしてい るのに、この値段で伸び盛りの子どもたちをまともに食べさせることができるのか心配だ。ソウル市教育庁は、単価を上げるとエコ農産物を昨年の2倍に当たる 60%以上使うよう指示した。学校では「わずか73ウォンを増額して割高なエコ農産物を2倍以上使えというのは、お肉のおかずをなくせというのか」と訴え た。エコ農産物が一般農産物に比べてどのくらい高いのかを把握した上で指示しているのだろうか。


    ◆ソウル市教育庁は、「牛乳の供給日を減らしたので123ウォンの単価引き上げ分は全額を食材料購入費に当てることができる」と報道資料を 配った。今年の給食日数180日のうち、牛乳供給日を「160日以上」に減らしたため、牛乳代金の支出総額には変化がないというものだ。牛乳を減らして他 のおかずを買えば良いという話に聞こえる。一種のたらい回し対策だ。

    ◆昨年から無料給食が拡大され、物価上昇が重なってから、全国の学校で給食の質の低下が表れている。韓牛1等級を使っていた学校がコストを 耐えられず肉牛3等級を使っているところもあれば、有機栽培コメから一般コメ、有機栽培野菜から一般野菜に替えた学校も多い。一部の学校では「エコ有機栽 培」のラベルが貼られたコメや野菜からも残留農薬が検出された。学校施設の保守費を給食費に転用するケースもある。結局、低所得層家庭の子どもたちは、全 面的な無料給食のために、質の落ちる給食を食べさせられることになったのだ。

    ◆全面無料給食を実施していなければ、食材料価格が上がっても経済力のある保護者の給食費負担を増やして給食の質を保つことができた。外国 でも、中間層以上家庭の子どもは、自腹を切ってご飯を食べている。ソウル市教育庁は2014年までに、中学校の全学年に無料給食を拡大する方針だ。限られ た予算で対象を増やしていけば、給食いの質はさらに落ちるだろう。だからと言って公教育改善に向けた投資を差し置いて、給食予算だけを拡充するわけにもい かない。慎重でない福祉ポピュリズムの罠にはまっている。

    李亨三(イ・ヒョンサム)hans@donga.com

    韓国の大学にはびこる「替え玉」の悪習

    • 2012.02.22 Wednesday
    • 06:37
    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/21/2012022100970.html
     


    韓国の大学にはびこる「替え玉」の悪習


    「卒業・就職で有利に」、

       成績アップのために塾講師や先輩に替え玉を依頼

    「競争に勝ちさえすればいい」…学生たちに罪の意識は皆無


     釜山のA大学に通う4年生のチョン・ジウォンさん(27)=仮名=は昨年11月、学内の英語試験で、英語講師に替え玉受験を依頼し た。同大学は、学内の英語試験(990点満点)で550点以上を取らなければ卒業資格が与えられない。英語に自信がなかったチョンさんは、釜山市内の有名 語学塾の講師に自分の代わりに受験してもらい、卒業資格を手に入れた。チョンさんは「私の周囲だけでも、英語講師に替え玉受験を頼んだ人は10人くらいい る。正式なTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)やTOEFL(英語を母語としない人のための英語能力試験)の試験ではなく、学内の試験な ので、本人確認もおろそかで、試験監督も厳しくないため、英語講師が替え玉として受験するケースが多い」と語った。


    ■卒業・就職のためには罪悪感なし

      ソウルの名門B大学を卒業するオ・ミョンソクさん(27)=仮名=は、2006年に入学した後、会計学や統計学など難しい専攻科目の試験は全て、公認会計 士を目指して勉強している友人や先輩に替え玉受験を依頼した。オさんは昨年12月の期末試験でも、会計士の試験に合格した先輩に替え玉受験を依頼し、平均 点がA以上という高い成績を取った。オさんは「就職のため、成績などの“スペック”が重要なので、何ら問題意識を持たずに皆替え玉を依頼している」と語っ た。

     毎年、卒業シーズン間近の12月になると、大学街では「替え玉事件」が頻発する。TOEIC・TOEFLのテストのよ うに厳格な本人確認手続きが行われるわけでもなく、成績や卒業資格に直結しているため、就職を控えた卒業予定者たちは、罪の意識もなしに替え玉を立てる方 法を選ぶ。



    権承俊(クォン・スンジュン)記者 , イム・スンジン・インターン記者(延世大学経営学部4年)

    万景台革命学院はチュチェの血統を継承する中核幹部養成基地

    • 2012.02.20 Monday
    • 15:28
     http://www1.korea-np.co.jp/kim_jong_il/rousaku_danwa/syokan971012.htm

    金正日総書記の書簡(1997年10月12日)

    (万景台革命学院創立50周年に際して、同学院の教職員、生徒に送った書簡)


    「万景台革命学院はチュチェの血統を継承する

                   中核幹部養成基地である」



     金正日総書記が12日、万景台革命学院創立50周年に際して、同学院の教職員、生徒に送った書簡「万景台革命学院はチュチェの血統を継承する中核幹部養成基地である」の全文は次のとおり。(朝鮮通信)

     

     今日、われわれは崇高な共産主義的道徳信義の象徴として輝き、朝鮮革命のチュチェの血統を誇り高く継承する万景台革命学院創立50周年を迎えます。

     私は、朝鮮人民と人民軍将兵、革命家の遺族たちの大きな関心と願いの中で、創立50周年を意義深く記念する万景台革命学院の教職員、生徒と学院の卒業生に熱烈な祝賀を送ります。

     私はこの機会に、祖国の自由と独立のために、社会主義の勝利のために勇敢に闘い犠牲となった革命闘士と愛国烈士に栄光をささげ、崇高な敬意を表します。

     由諸深い革命の聖地に建つ万景台革命学院は、偉大な領袖金日成同志の直接的な発議と指導によって創立された革命家遺児の恵み深い生活の拠り所であり、学びの殿堂であります。

     限りなく崇高な同志愛と革命的信義を備えた偉大な領袖金日成同志は、祖国光復の聖戦に青春と生命を捧げた革命戦友を忘れず、彼らに代わって革命家 の遺児を世話し、立派に育てるため常に心をくだき、心血を注ぎました。偉大な主席は解放後の厳しい状況の中でも、革命家の遺児教育を重要な事業として掲 げ、万景台革命学院の建設を自ら組織指導する一方、身寄りも頼る所も全くなく国内外の各地でさ迷っていた多くの革命家遺児をすべて、新設される革命学院に 受け入れて立派に育てるようにしました。偉大な主席の賢明な指導と解放された人民の高い愛国至誠によって、ついにチュチェ36(1947)年10月12 日、抗日革命の時期の遺児教育の伝統を受け継ぎ、児童団学校の後身として万景台革命学院が創立されました。

     万景台革命学院の創立は、偉大な主席の革命家遺児教育思想と革命的信義の輝かしい結実であり、朝鮮革命の継承者を育てるうえで歴史的意義を持つ出 来事でありました。万景台革命学院が創立された結果、革命家の遺児は党と領袖の慈愛にみちた懐の中で思う存分学べるようになり、わが党と人民は革命の血脈 を受け継ぐ中核幹部を育てあげることのできる頼もしい基地を持つようになりました。

     万景台革命学院は、偉大な主席の配慮のもとで誕生し、党の懐の中で成長した主席の学院であり党の学院であります。

     敬愛する領袖金日成同志は、万景台革命学院の教職員、生徒の偉大な師であり慈愛深い父でありました。偉大な主席は万景台革命学院を百十余回も現地 指導し数百回の綱領的な教えを与え、革命発展の各時期、各段階ごとに学院が進むべき前途を明らかにし、学院を遺児教育の立派な殿堂に築くために国のあらゆ る富をも惜しみなく投じました。父なる主席は革命家の遺児を愛情の懐に抱いて肉親の情で気遣い、革命の後続部隊としてたくましく育つ革命家遺児の姿から限 りない喜びを見いだし、彼らが何不自由なく学び生活できるようありとあらゆる配慮を施しました。主席のように革命家の遺児を手厚くいたわり愛した方は、こ の世におりません。革命家の遺児教育の輝かしい模範を創造した主席の崇高な徳性と業績は、万代に長く伝えられるでありましょう。

     抗日の女性英雄、金正淑女史は、偉大な主席の高い志を受けとめ、常に万景台革命学院の院児の中に入り、実の親にもまさる愛情と恩情で院児の学習や 生活を細かく気遣いました。金正淑女史は、父なる主席のそばにいたいという院児たちの切々たる願いを察し、わが国で初めて万景台革命学院に偉大な主席の銅 像を建立するようにし、革命家遺児の心の中に主席だけを信じ従う信念の柱を打ち立てました。

     わが党は、主体的な革命家遺児教育の輝かしい伝統を受け継いで、万景台革命学院の発展に深い関心を寄せ、学院の教育事業はじめ全般事業を直接指導 しました。党は、万景台革命学院が、主席が明らかにした社会主義教育学の原理を正しく具現し、革命家の遺児教育方針を徹底的に貫徹するよう導き、現実発展 の要求に即して学院の物質技術的土台を強化するうえで必要なすべてのものを与えました。

     偉大な領袖、偉大な党の賢明な指導と大きな配慮によって、万景台革命学院は難関と試練を乗り越え、勝利と栄光に輝く半世紀の道程を歩んできまし た。万景台革命学院が歩んできた50年は、革命家遺児教育の新しい歴史を創造してきた誇らしい日々であり、党と領袖、祖国と人民に忠誠を尽くしてきた栄光 の日々でありました。

     万景台革命学院の教職員、生徒は、学院が創立された時から現在に至るまで常に偉大な主席とわが党に忠誠を尽くしてきたし、革命の試練のたびに党と 領袖を先頭に立って擁護しました。祖国と民族の運命を分かつ厳しい戦火の日々、万景台革命学院の生徒で結成された親衛中隊は、革命の司令部を護衛する栄え ある任務を立派に遂行しました。領袖決死擁護精神は、万景台革命学院の誇らしい伝統として輝いています。

     万景台革命学院は党の指導のもとに主体的な革命家遺児教育方針を徹底的に貫いて、朝鮮革命の中核幹部を大勢育てました。万景台革命学院の卒業生は 父母の革命精神を受け継いで自分の国、自分の祖国を守り富強にするうえで大きく貢献し、政治、経済、軍事はじめ各分野の重要な持ち場で中核的役割を果たし ています。

     万景台革命学院はチュチェの革命学院として、その姿を絶えず改善してきました。万景台革命学院は党と領袖に対する忠誠心、白頭の赤旗精神が満ち溢 れる革命伝統継承の揺るぎない基地に固められ、教育水準が高く現代的な教育条件と立派な生活条件を備えた革命家遺児学院の手本に発展しました。

     万景台革命学院のような革命の代をしっかり受け継ぐ後続幹部養成基地を持っていることは、わが党と軍隊、人民のこのうえない誇りであり喜びであります。

     私は、万景台革命学院が過去50年間、党と革命、祖国と人民に残した業績を高く評価し、革命家遺児教育・教養事業に貢献した学院の全教職員に温かい感謝を送ります。

     こんにち、朝鮮革命は歴史的転換期を迎えており、万景台革命学院の前にはさらに重く栄えある革命任務が提起されています。

     人民大衆の自主性のための革命闘争は、代を継いで続けられ、難関と試練を乗り越える長期的かつ困難な闘いであります。世代が代わっても先代が打ち 立てた革命伝統を守り、革命先烈の革命精神と闘争業績を継承し発展させてこそ、いかに困難かつ複雑な情勢のもとでも、革命が中断なく前進し勝利することが できます。朝鮮革命は遠い昔から前進して歴史的な勝利を収めましたが、われわれはいまなお革命の途上にあり、われわれの前途には多くの難関と試練が立ちは だかっています。朝鮮革命がいかに複雑かつ困難であっても、われわれは変わることなく革命の赤旗を高く掲げてチュチェの一路だけをしっかり歩まなければな りません。

     偉大な領袖金日成同志が開拓し導いてきたチュチェの革命偉業を代を継いで完成させることはわが党と人民の革命的信念であり、確固たる意志でありま す。わが党の指導のもとにチュチェの革命偉業を輝かしく継承し完成させるためには革命の命脈を受け継ぐ後続部隊を立派に育て、しっかり固めなければなりま せん。現在、わが国で世代が代わり、革命を圧殺しようとする帝国主義者と反動の策動がかつてなく強まっている状況下で、革命の後続部隊をどのように育てる かは、革命の前途と運命を左右する重大な問題であります。

     万景台革命学院は朝鮮革命の血筋を受け継ぐ中核幹部育成の「原点」であり、チュチェの革命伝統継承の頼もしい基地であります。万景台革命学院は、 革命の代を継いで祖国の将来を担う中核をもっと多く、もっと立派に育てなければならず、朝鮮の革命武力の根幹をなす後続幹部を育てることに主力を注がなけ ればなりません。これが、主席の生前の意思であり、わが党が学院に与えた基本的革命任務であります。万景台革命学院は、主席の崇高な志を高く掲げ党が課し た革命任務を立派に遂行しなければなりません。

     革命家の遺児を革命武力の中核幹部、後続幹部として、展望を持って系統的に育てることは、革命の要求であり、人民軍隊を強化するための不可欠の条 件であります。人民軍隊を無敵必勝の革命軍隊に強化せずには、朝鮮革命の勝利的前進を保障することも、革命の獲得物を守ることもできません。万景台革命学 院では、わが党の革命家遺児教育方針を徹底的に貫いて生徒を政治思想的、軍事技術的、肉体的にしっかり準備できた人民軍隊の後続幹部に育てることにより、 学院卒業生の中から特出した軍事指揮官、政治活動家が大勢輩出し、軍事分野の才能ある科学者、技術者、専門家が多数輩出するようにしなければなりません。

     金日成同志が歴史上初めて明らかにした革命家遺児教育思想と万景台革命学院に与えた教えは、学院が堅持すべき綱領的指針であり、主席が学院に残し た指導事績と指導業績は学院の強化発展のための貴い財宝であります。万景台革命学院の教職員、生徒は偉大な主席が革命家の遺児教育と学院の強化発展のため に築いた不滅の業績について、学院に注いだ主席の大きな恩恵について常に忘れてはならず、最も純潔な心で主席を永遠に高く奉じなければなりません。万景台 革命学院は、わが党の指導のもとに主席の革命家遺児教育思想を具現し、学院に残した主席の指導事績と指導業績を守り輝かせ、学院のすべての活動を主席が意 図し望んだとおりに行うことで自らの栄えある任務を立派に遂行しなければなりません。

     万景台革命学院の教育活動では、何よりも政治思想教育を強化しなければなりません。

     革命軍隊の優位性は政治思想的優位性であり、革命軍隊の第一の風貌は思想精神的風貌であります。万景台革命学院の生徒が革命家の子女だからといっ てひとりでに革命家になるのではありません。革命家の思想精神的風貌は、革命的な教育と実践を通じて形成され強化されます。万景台革命学院はその名のとお り革命家の遺児を革命家に育てる学院であるだけに、当然、政治思想教育の強化に第一義的な関心を払わなければなりません。

     学院の生徒に対する政治思想教育で最も重要なことは、党の唯一思想であるチュチェ思想でしっかり武装させ、党と領袖に対する絶対的な忠誠心を備え るようにすることであります。党と領袖に対する忠実性はチュチェの革命的世界観の根本核であり、チュチェ型の共産主義革命家の第一の生命であります。万景 台革命学院では、生徒の間で党と領袖の偉大性教育と恩徳教育、忠実性の生きた模範を通じた教育を生き生きと、内容を深く行い、すべての生徒が革命的領袖観 をしっかり打ち立て党と領袖に対する忠実性を革命的信念と信義、清い良心と生の要求として身につけるようにしなければなりません。同時に、革命伝統教育と 階級教育、社会主義愛国主義教育、共産主義道徳教育を強化して、すべての生徒が朝鮮革命の歴史的根源を理解し、不屈の革命精神と高い階級意識、革命的楽観 主義と愛国愛族の精神で武装し、気高い道徳品性を備えるようにしなければなりません。こうして、学院のすべての生徒を党と領袖の真の息子、忠実な戦士に育 て、自らの根本を忘れず、両親のように党と革命、祖国と人民のために生命を賭してたたかう不屈の革命家、熱烈な愛国者に育てなければなりません。

     万景台革命学院で、現情勢と革命発展の要求に即して革命武力の中核幹部を立派に育てるためには、政治思想教育と同時に、学院教育を秀才教育に転換させ、基礎科学教育と軍事教育を強化しなければなりません。

     現代戦は科学技術戦であり、こんにち軍事科学技術は非常に早い速度で発展しています。現代戦の要求と科学技術発展の世界的すう勢に即して人民軍隊 の現代化を高い水準で完成させるには、最新軍事科学技術と軍種、兵種の専門軍事知識を所有する軍事分野の秀才をたくさん育てなければなりません。わが党 は、革命武力の発展展望を見通し、万景台革命学院を軍事分野の秀才を養成する基地に転換させる画期的な措置を講じ、その実現方途を明らかにしました。学院 の教育を秀才教育に転換させることは、革命遺児教育の発展における新たな高い段階であり、一つの革命であります。万景台革命学院では党の方針を掲げて教育 事業を根本的に革新し、軍事分野で必要な秀才をたくさん育てなければなりません。

     秀才教育で重要なことは、科学技術の土台となる基礎科学教育に力を入れることです。基礎科学教育に力を入れてこそ生徒が最新科学と先端技術を所有 できる科学技術的土台をしっかり築くことができます。学院では、数学、物理、化学のような基礎科学教育を決定的に強化して生徒の知的能力を育て、自然科学 の基礎知識を広く深く体得させなければなりません。基礎科学教育では、数学教育を強化することが特別に重要です。数学は、すべての自然科学の基礎の基礎で あります。万景台革命学院では、数学教育の目標を高く設定し実現して、生徒の数学の実力を大きく引き上げなければなりません。

     こんにち、コンピュータは経済と軍事をはじめ各分野に広く利用され、科学技術の発展で極めて大きな役割を果たしています。万景台革命学院では、電 子工学原理教育とコンピュータ教育に力を入れて、生徒が電子工学の基礎原理を把握し、様々なコンピュータを自主的にうまく扱えるようにしなければなりませ ん。

     万景台革命学院では軍事教育をさらに強化しなければなりません。学院では軍事教育を人民軍隊の武力の発展すう勢と現代戦の要求に接近させ、その水 準を絶えず高めて生徒に軍事科学の基礎知識を深く体得させ、彼らが軍事行動に熟練し、武器と軍事機材に精通するようにしなければなりません。

     万景台革命学院では芸能教育と体育教育にもしかるべき力を注がなければなりません。

     豊かな情緒と文化的素養は、革命人材が備えなければならない重要な資質であります。万景台革命学院では芸能教育を強化して生徒に豊かな情緒と高度 な文化的素養、芸術的技量を所有させ、文芸作品も書き、楽器も1つ以上扱い、舞台公演にも出演できるように準備させなければなりません。革命学院の生徒の 生活には常に歌と踊りがなければならず、気迫とロマンに満ち溢れなければなりません。

     体育教育は、青少年の体力を増進させるだけでなく、彼らの勇気と大胆性、忍耐力と強い闘志を育てます。万景台革命学院では、学生の身長を伸ばし、 調和のとれた体に発達させるための体育、とくに国防体育を強化し、様々な課外体育を広範に組織して学生が鉄のような体力を備えるようにしなければなりませ ん。

     学院の教育の質を高めるには、教育方法を絶えず改善しなければなりません。教育方法は教育内容とともに、教育の質を規定する重要な要因でありま す。万景台革命学院で教育方法を改革することは、学院の教育を秀才教育に転換させる状況のもとで、さらに切実な問題として提起されます。学院では、古い教 育方法を徹底的になくし、すべての教育を諭す方法で、学んだことを機械的に暗記させる方法ではなく実践に活用できるよう科学理論と技術知識を深く体得させ る方法で行わなければなりません。学院の教員は秀才教育の特性に合う教育方法を積極的に探究し、教育活動に広く具現しなければなりません。学院では革命戦 跡地と革命史跡地の踏査、前線地帯参観を計画的に迅速に組織し、工場、企業所、協同農場と社会文化教育機関の見学を日常的に行い、生徒が労働もし、大衆の 中に入って、政治宣伝活動をはじめ様々な社会政治活動と芸術クラブ活動も活発に行うようにしなければなりません。

     万景台革命学院の教育活動を強化するためには、学院の教員がその責任と役割を全うしなければなりません。

     わが党は、万景台革命学院の教員に国の貴重な宝である革命家の遺児を託しましたし、革命家の遺児を教育する活動よりも栄誉とやりがいのある活動は ありません。万景台革命学院の教員は、党の大きな政治的信任と、任された任務の重要性を深く自覚し、教授・教育活動にすべての知恵と精力を注がなければな りません。

     教員の基本的革命課題は、教授を立派に行うことであります。教員は教授内容を党政策で一貫させ、現実と結びつけて教授の政治思想性と科学性、現実 性を徹底的に保障し、講義をはじめすべての形態の教授を高い水準でうまく行わなければなりません。教員は生徒の課外学習と課外生活も責任をもって組織し指 導しなければなりません。

     万景台革命学院は革命家遺児の生活の懐であるだけに、学院の教員は教育者であると同時に、生徒の親にならなければなりません。肉親の情で生徒を大 切にして愛し、彼らの生活を温かく気遣うことが学院の教員にとって生活の準則、行動の規範にならなければなりません。学院の教員は常に学生の中に入り、彼 らと共に生活しながら、知らないことは一つ一つ教え、間違ったことは温かく諭し、困っていることは直接解決してあげながら、生徒を一歩一歩導いてあげなけ ればなりません。

     万景台革命学院の教員が党が与えた栄えある任務と責任を全うするためには、自己を徹底的に革命化しその資質を決定的に高めなければなりません。

     われわれが常に強調しているように、教員が革命家にならなくては生徒を革命家に育てることはできません。革命家の遺児を革命武力の中核幹部に育て なければならない万景台革命学院の教員は、誰よりも徹底的に革命化され、誰よりも立派な革命家にならなければなりません。学院の教員は学習と組織生活、革 命実践を通じて絶えず自らを鍛え革命化して、職業的な革命家、党の教育戦士としての思想精神的風貌を立派に備えなければなりません。

     教員の科学理論的資質はとりもなおさず、教育の質であります。万景台革命学院の教育が新たな高い段階に発展している今日の現実は、教員の資質をさ らに高めることを切実に要求しています。万景台革命学院の教員は、革命的学習気風を確立し、学習を精力的に行って科学理論水準と軍事理論水準、教育実務水 準をたえず高めなければなりません。学院では、教員の資質を高めるための積極的な対策を立て、資質向上活動を強く統制し、方式授業、モデル授業、学術討論 会、経験発表会などを常に行わなければなりません。

     わが党は万景台革命学院の生徒を、革命の代を継ぐ中核の中の中核と位置づけ、限りなく愛しており、生徒らが学習と生活のすべての面で全国の模範と なるよう望みます。万景台革命学院の生徒は、学習と学院生活で模範となることが、党と領袖の限りない愛と配慮に忠誠で報いる道であり、両親の革命精神を継 承する道であることを深く肝に銘じ、勉学に励み政治思想的に鍛錬するため努力を尽くさなければなりません。生徒は強い奮発心を持って学習を重ね、鍛錬に鍛 練を重ね、党と領袖に対する忠孝心を育て、知識の塔を高く積み上げ、将来、軍事分野で一役担うことのできる土台を築かなければなりません。生徒は、学習に 励み組織生活と軍務生活に自主的に誠実に参加し、自身を政治思想的に、軍事技術的にしっかり鍛え、集団を重んじ同志を大切にする精神と革命性、組織性、規 律性を育てなければなりません。万景台革命学院の生徒は、誰よりも礼儀正しく品行方正でなければならず、生活が健全で覇気に満ちていなくてはなりません。

     万景台革命学院の卒業生は有能な軍事指揮官、政治活動家になり軍事科学技術分野の秀才にならなくてはならず、革命家の遺児らしく、いつどこにあっても党と領袖を決死擁護する砦となり盾とならなければなりません。

     万景台革命学院の教育事業を改善、強化するうえでカリキュラムをうまく作ってそれを徹底的に実行することが重要です。学院では、社会主義教育テー ゼと党の政策的要求に基づいて、科学技術発展のすう勢と人民軍隊の実状に即したカリキュラムを作り、それを正確に責任を持って実行する厳格な規律を確立し なければなりません。万景台革命学院は、学院内に鋼鉄のような軍事規律と秩序を確立し、教職員、生徒が軍事規定と学習規律、行動規範に従って働き、学び、 生活するようにしなくてはなりません。

     万景台革命学院の教職員、生徒は、抗日パルチザンの生活気風を積極的に見習い、学院をりっぱに整備し清潔に管理しなくてはなりません。学院の教職 員、生徒は、自力更生の革命精神を発揮して講義室と研究室、実験室と実習室をより高いレベルで整備し、教育設備を絶えず近代化し、全員が、主人たる立場で 学院を文化的、衛生的に管理しなくてはなりません。そして、偉大な主席とわが党の事績が刻まれた万景台革命学院が学校の整備や管理においても模範にならな くてはなりません。

     万景台革命学院の教育行政活動を強化するには、学院の責任活動家がその役割を高めなくてはなりません。学院の責任活動家は、学院内に科学的な教育 行政指導体系を築き、教育活動を教育学的要求と軍事教育の特性に合わせて行い、教育行政の全般活動を統一的に掌握し組織指導しなくてはなりません。

     学院では、教職員、生徒に対する後方活動に常に強い関心を払い、後方活動を絶えず改善しなくてはなりません。わが党は、万景台革命学院の生徒の学 習と生活に少しの不便もないようあらゆる条件をすべて満たしており、最近では学院に強固な後方基地も設けました。学院の幹部は、教職員、生徒の生活に欠か せない後方施設をより良く整備するため努力し、とくに、生徒により良い衣食を与え、彼らの健康管理のために尽力しなくてはなりません。

     万景台革命学院に対する指導管理体系を正しく整え、上部機関の当該部署と活動家が学院の教育活動から後方活動に至るまですべての活動を責任を持って指導し、学院に対する物質、技術的補給を適宜組織して、徹底して実行するようにしなくてはなりません。

     革命家の遺児に対する教育活動は、全党、全国、全民が関心を払い、支援すべき重要な活動であります。万景台革命学院を社会がこぞって積極的に押し 立て、学院の教育事業に対する国家的保障と社会的支援を一層強化しなくてはなりません。学院を国家的に整備し、教育設備と教科書、学用品、教具・備品を十 分に供給し、後方活動に必要なすべてのものを最優先に保障しなくてはなりません。全国の人民が崇高な道徳信義心を抱き、万景台革命学院の活動を積極的に支 援するようにしなくてはなりません。

     学院内の党組織の機能と役割を高めることは、学院の教育活動を改善強化する保証となります。党組織の機能と役割を高めてこそ、学院の教育活動を党 の政策的要求に合わせて発展させることができます。学院の党組織は学院の教育活動全般に対する政治的、政策的指導を決定的に強化しなくてはなりません。

     学院の党組織は、党の唯一思想体系を確立する活動を掌握し、より活発に行って、学院の全教職員、生徒がわが党と永遠に運命を共にする覚悟を固め、 党の思想と指導に忠誠を尽くすようにし、学院内が領袖擁護精神、銃爆弾精神、自爆精神で満ち溢れるようにしなくてはなりません。

     学院の党組織は、党の革命家遺児教育方針を貫徹するための組織政治活動を行い、党活動を教育事業と密着させ、学院の教育活動全般が党の意図と希望通りに遂行されるよう積極的に後押ししなくてはなりません。

     学院の党組織は、教員との活動を強化し、彼らが革命家の遺児を教育育成する高い栄誉と誇りを抱き、教授・教育活動と資質の向上に努め、革命化の水 準を絶えず高めるよう導かなくてはなりません。党組織では、学院の教員陣を党と領袖に対する忠誠心が厚く実力があり品行方正な人々で固めなくてはなりませ ん。

     生徒との活動を円滑に行うことは、学院の党組織に課せられた最も重要な課題であります。学院の党組織は、生徒の学習意欲を高め、革命家の気高い精 神道徳的風貌を育てることを基本にして、彼らの組織思想生活を指導しなくてはなりません。同時に学院の青年同盟組織や少年団組織が生徒との活動をうまく行 えるよう支援し指導しなくてはなりません。

     官兵一致、軍民一致、党員と青年同盟員一致は、わが人民軍隊の高尚な風貌です。学院の党組織は、教職員と生徒が人民軍隊の高尚な風貌を備え、官兵一致、軍民一致、党員と青年同盟員一致の美徳を高く発揮させるようにしなくてはなりません。

     万景台革命学院は世界に二つとない革命家遺児教育の殿堂であり、万景台革命学院に対するわが党の信頼と期待は、非常に大きなものです。

     私は、万景台革命学院がわが党の主体的な革命家遺児教育政策を高く掲げ、課された革命任務を立派に遂行して、党の大きな信頼と期待に必ず報いるものと固く信じます。

     




    「学生人権条例」公布から1カ月 /ソウル

    • 2012.02.20 Monday
    • 14:52
     


    「学生人権条例」公布から1カ月 /ソウル


    頭髪・服装・所持品検査について学校に権限を


    教育科学技術部が学校現場での混乱に対応するため法改正


     2月初めごろ、ソウル市江南区の中学校に勤務する教師Aさんは、頭髪をオレンジ色に染めて登校してきた2年生を注意した。すると翌 日、この生徒の親がAさんに電話で「頭を染める程度なら問題ないのではないか。なぜ子どもにストレスを与えるのか」と抗議してきた。ところが数日後には、 別の保護者から「最近、先生たちは(学生)人権条例のために毛染めやパーマを注意しないそうだが、このままでは子どもたちは勉強に集中できなくなる」とい う趣旨の電話を受けた。この保護者は、学校が生活指導に力を入れないことを懸念したようだ。


     ソウル市教育庁(教育委員会に 相当)は先月「頭髪の自由」や「所持品検査の禁止」などを定めた「学生人権条例」を公布したが、その影響で学校現場では混乱が広まっている。毛染めの問題 では生徒と保護者が激しい言い争いとなり、また教師と生徒の間でも葛藤が表面化している。最近は、毛染めをめぐり親とけんかをした生徒が飛び降り自殺をし たといううわさも広まっている。また、保護者の間では「勉強に支障がないのなら、生徒の毛染めをあえて問題視する必要はない」という雰囲気も広まっている という。このような中、教育科学技術部(省に相当)は頭髪の自由などについて各学校が決められるよう法律を改正し、学生人権条例にブレーキをかけようとし ている。

     教育科学技術部の関係者が19日に語ったところによると、政府は小中等教育法施行令第9条「学校規則の記載事項」項目に「頭髪・服装・容貌・所持品検査・電子機器の所有」を新たに加えた改正案を、21日付で立法予告するという。

     この関係者は「頭髪規制など生活指導に関する部分は、市や道の教育長が条例として定める問題ではなく、学校ごとに構成員の合意を引き出して決めるべきだ。学生人権条例ではなく法律に基づき、学校の裁量を広げるようにしたい」と述べた。

      この関係者はさらに「これまで学校は生徒の頭髪の長さ、毛染め、パーマ、化粧、携帯電話の所持などについて規制すべきかどうか、あるいは規制するならどこ まですべきかについて、独自に決めてきた。ところが学生人権条例は、生徒の自由を何でも認めているため、教師の間では混乱が広がっている」と述べた。

     教育科学技術部は学則の改正に関する学校の権限を強化するため、小中等教育法第8条「学校長は市道教育長の認可を受け、学則を制定することができる」という部分から「市道教育長の認可」を削除する改正案も国会に提出している。

      頭髪や服装、携帯電話の所持などを生徒の自由に任せるのか、あるいは学校が決めるべきかは、保護者の間でもさまざまな意見がある。「子どもたちが自分で決 める問題」という意見がある一方で「費用もかかるし、問題がエスカレートする可能性もあるため、学校が適切に規制すべきだ」という意見もある。

    キム・ヨンジュ記者

    校内暴力:教師に対する捜査、教総が抗議

    • 2012.02.10 Friday
    • 12:56
    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/10/2012021001083.html

    校内暴力:教師に対する捜査、教総が抗議

    「教師の士気を低下させる」

     警察が最近、学校での暴力行為を放置した容疑で、教師たちに対する捜査を行ったことに対し、教師たちの反発が広がっている。韓国最大 の教員団体である「韓国教員団体総連合会」(教総)の安洋玉(アン・ヤンオク)会長など関係者は9日、警察庁とソウル地方警察庁を相次いで訪問し、抗議し た。

     安会長はこの日、警察関係者たちに対し「教師に対する捜査は、事前に教育庁に対し調査を依頼するか、学校内の校内暴力 委員会などによる審議を経た上で行うことが望ましい。保護者が告訴したからといって、無条件に捜査を行うと、教師の士気を低下させ、教権(教師たちが児 童・生徒・学生に対して持つ権力)をおとしめかねない」と主張した。

     安会長はまた「校内暴力をきちんと解決するためには、 警察と教員団体、学校が協力しなければならないが、(校内暴力を)放置した容疑で教師を立件した場合、教師たちを告訴・告発する行為が増加し、教師たちに よる生徒指導活動が萎縮しかねない。この問題(教師による校内暴力の放置)に対する捜査は慎重に行ってほしい」と述べた。

     これに対し警察は「明らかな事実関係に基づいて捜査を行い、教師が規定上行わなければならない行為を怠ったことが認められたため、立件したものだ。法に基づいて校内暴力事件の捜査を行わなければならない状況なら、捜査を行うのがわれわれの責務だ」と主張した。

    キム・ヨンジュ記者

    校内暴力:悪質な性的暴行が増加

    • 2012.02.09 Thursday
    • 21:32
     http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/09/2012020901311.html

    校内暴力:悪質な性的暴行が増加

     1年間に148回にわたり、クラスメートから暴行やひどい仕打ちを受けたとし、先月警察に告訴状を提出したソウル市江西区K中学校の ある男子生徒は、同校の生徒から性的な嫌がらせもたびたび受けていた。「一陣(クラスや学年全体のボス)」たちに女子生徒の前でズボンを下ろされ、性器を 引っ張られた。男子生徒は日記に「お前たちは人間か」「頭がおかしくなりそうだ」と書くほど苦しんだ。

     小中高校で発生する 校内暴力のうち、被害生徒に性的羞恥(しゅうち)心を与える性的暴行や性的な嫌がらせが増えている。警察庁の資料によると、検挙された校内暴力のうち、性 的暴行は2007年が298件、09年が381件、10年が575件と、3年間で1.9倍に増えた。

     その手口も、集団で性的暴行を加え自慰行為を強要したり、恥ずかしい写真や動画を撮影してインターネット上に掲載したりと、次第に悪質になっている。

      小学生も例外ではない。最近では、京畿道安山市の小学6年生の女子児童が、同じ学年の男子児童7人に教室などでわいせつ行為を受ける事件が発生した。学校 暴力予防センターのキム・ゴンチャン事務総長は「青少年がネット上のわいせつ画像などを容易に目にするようになり、性問題をはばからなくなっている」と指 摘した。

    兪碩在(ユ・ソクチェ)記者

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